ニューヨークで開催されている国連総会で、どこかの首脳でも国連大使でもない、意外な人物のスピーチが注目を集めた。韓国のアイドルグループ「防弾少年団(BTS)」のリーダー、RMことキム・ナムジュンの演説だ。 BTSは昨年、子供に対する暴力の撲滅を目指す「LOVE MYSELF(自分自身を愛そう)」キャンペーンをユニセフ(国連児童基金)と共に発足。RMはこのキャンペーンに触れつつ、国連本部から世界の若者へ向けて呼びかけた。「自分の声を見つけ、自分のことを語り、ありのままの自分を愛してほしい」と。 BTSのメンバーと一緒にマイクの前に立ったRMはまず、自身の生い立ちやアーティストとして成功するまでの苦悩について語った。 「ソウル近郊の一山(イルサン)で生まれ育った私は、いつかスーパーヒーローになって世界を救うことを夢見る普通の男の子でした」
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