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ブックマーク / shinsho-plus.shueisha.co.jp (7)

  • スーザン・ソンタグをカッコよくする - 集英社新書プラス

    2023年で生誕から90年を迎えた“アメリカの良心”、批評家スーザン・ソンタグ。『反解釈』や『写真論』、『隠喩としての病い』といった読者を常に挑発し続ける刺激的な著作群を残し、その言葉は今も残り続けている。しかし一方で、徐々にその存在は薄れつつあるのが現状だ。 そんな状況に一石を投じるため、ソンタグの思想と生涯に迫った初の入門書が刊行された。『スーザン・ソンタグ 「脆さ」にあらがう思想』(集英社新書)だ。著者は明治大学教授で、ソンタグの『ラディカルな意志のスタイルズ』を訳した波戸岡景太氏。文学研究者の立場から見たソンタグの思想を、昨今のケアの文脈での「脆さ」等のキーワードで、新たな一面にフォーカスしている。 書についての書評を、武蔵大学教授で、シェイクスピア研究などで知られる北村紗衣氏が寄稿。書が「入門書」になっていない理由から、ソンタグの“カッコよさ”を解き明かす。 『スーザン・ソン

    スーザン・ソンタグをカッコよくする - 集英社新書プラス
    kamanobe
    kamanobe 2023/10/19
  • 返事のない場所を想像する――『すずめの戸締まり』を読み解く - 集英社新書プラス

    『君の名は。』『天気の子』が大ヒットを記録し、日を代表するクリエイターになった新海誠。新海はなぜ、「国民的作家」になり得たのか。 評論家であり自ら代表を務める会社ニューディアーの事業を通じて海外アニメーション作品の紹介者としても活躍する土居伸彰氏が、世界のアニメーションの歴史や潮流と照らし合わせながら新海作品の魅力を解き明かしたのが、10月17日に発売された『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』である。 記事では土居伸彰氏が書の「続き」として、日11月11日(金)公開の最新作『すずめの戸締まり』について、論考を展開。国民的作家になった新海誠が、新作で見せた新しい世界を読み解く。 『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』(集英社新書) 新海誠はさらに「成長」した 拙著『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』は、「アニメをひとりで作る」個人作家からスタートして、国民的作家にまで上り詰めた新海誠監督のキ

    返事のない場所を想像する――『すずめの戸締まり』を読み解く - 集英社新書プラス
    kamanobe
    kamanobe 2022/11/11
    かなり内容に踏み込んだ評なので見終わってから読む。
  • ネットとは「孤独」の世界である - 集英社新書プラス

    第18回開高健ノンフィクション賞の受賞作『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(集英社)の文庫版が1月20日に発売された。2018年に亡くなった「異色の登山家」とも称される栗城史多氏を描き、注目を集めた一冊だ。 栗城氏は「夢の共有」というキャッチコピーを掲げて登山の様子を動画配信するなど、従来の登山家のイメージには収まらない型破りな活動を続け、話題を呼んだ人物だった。その活動には激しい毀誉きよ褒貶ほうへんがついて回った。 そんな栗城氏を主人公に据えた書を、著者の河野氏が執筆するに至ったきっかけとは何か。また、書を通じてどのようなメッセージを世に訴えたかったのか。文庫版の刊行を記念して、2021年に実施された著者インタビューの後編をここに再掲したい。 ――書の重要なテーマとして、「インターネット」や「SNS」が挙げられると思います。栗城さんはネットでの活発な発信や、動画での登山中継

    ネットとは「孤独」の世界である - 集英社新書プラス
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    kamanobe 2022/09/03
  • 「異色の登山家」栗城史多氏をなぜ追ったのか - 集英社新書プラス

    第18回開高健ノンフィクション賞の受賞作『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(集英社)の文庫版が1月20日に発売された。2018年に亡くなった「異色の登山家」とも称される栗城史多氏を描き、注目を集めた一冊だ。 栗城氏は「夢の共有」というキャッチコピーを掲げて登山の様子を動画配信するなど、従来の登山家のイメージには収まらない型破りな活動を続け、話題を呼んだ人物だった。その活動には激しい毀誉きよ褒貶ほうへんがついて回った。 そんな栗城氏を主人公に据えた書を、著者の河野氏が執筆するに至ったきっかけとは何か。また、書を通じてどのようなメッセージを世に訴えたかったのか。文庫版の刊行を記念して、2021年に公開された著者インタビューをここに再掲したい。 ――まずは、なぜ栗城史多さんについてノンフィクションを書き始めようと思われたのか、執筆の経緯について教えてください。 河野 2008年から2

    「異色の登山家」栗城史多氏をなぜ追ったのか - 集英社新書プラス
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    kamanobe 2022/09/03
  • ウクライナの「戦場」を歩く - 集英社新書プラス

    ロシアによる侵攻で「戦地」と化したウクライナでは何が起こっているのか。 人々はどう暮らし、何を感じ、そしていかなることを訴えているのか。 気鋭のジャーナリストによる現地ルポ。

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    kamanobe 2022/06/30
  • ブチャの虐殺 - 集英社新書プラス

    2022年2月下旬、ロシアによる突然の侵攻によって「戦地」と化したウクライナ。そこでは人々はどのように暮らし、いかなることを感じ、そして何を訴えているのか。日々のニュース報道などではなかなか窺い知ることができない、戦争のリアルとは。 気鋭のジャーナリストが描き出す、いま必読の現地ルポ・第2回。 ※以下、遺体の写真がありますのでご注意ください(一部モザイクを付しております)。 自分の目で見ているのに、それでも映画か何かの一場面を見ているようだった。砂っぽい床にゴロンと転がされた5人の遺体。膝を折り曲げ、後ろ手に縛られている。 死人の表情から何か読み取れるだろうかと凝視したけれど、「なんで」「どうしてこんなことに」という感情のほうがこみ上げてきた。 ■政府主催のメディア・ツアー 「キーウ近くのブチャという町に死体が散乱しているらしいです。現場に行くなら早いうちのほうがいいと思います」 同行者の

    ブチャの虐殺 - 集英社新書プラス
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    kamanobe 2022/06/30
  • 悲しみの詩人は、いかに生き、いかに死んだか – 集英社新書プラス

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    kamanobe 2018/09/26
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