ローソンと楽天が包括提携に向け最終調整に入ったことが日経ビジネス/ITproの取材で明らかになった。ポイント、物流、モバイル事業などで協業する。コンビニ業界とEC(電子商取引)業界の小売り大手同士が広範囲にわたって戦略的提携に踏み出すのは初めて。 ローソン店舗で楽天が発行する「楽天スーパーポイント」の付与・利用を早ければ2016年夏にも開始し、全国のローソン約1万2000店舗で楽天が運営するEC(電子商取引)モール「楽天市場」の購入商品を2015年8月から順次受け取れるようにする。両社で新たに食品宅配事業も始めるほか、ローソン店舗で楽天モバイルの端末を受け取れるサービスも始める。今後も両社の提携内容は拡大する可能性がある。 楽天は現在、「楽天スーパーポイント」の取り扱いでコンビニ業界4番手のサークルKサンクスと独占契約している。2016年6月に迎える契約満了後、ローソンで楽天スーパーポイン
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