石破茂の発言が目にとまった(毎日新聞鳥取県版、9月23日)。あの元防衛庁長官である。 東京地裁の国旗・国歌強制にたいする違憲判決がでた後の発言だ。 とりあげたいのは以下の自民党若手議員の歴史認識に関する発言。 石破はつぎのようにいっている。私は、石破の発言にすべて賛成しているのでないのはいうまでもないが、長い引用をご容赦ねがいたい。 自民党内の若い議員を見ても、怖い。過去の戦争を「すべて正しかった」と考えていて、頭は大丈夫かと疑いたくなる。日中戦争は明らかに侵略戦争だし、韓国併合は植民地化で、自衛戦争の面がある太平洋戦争でも、インドネシアの人を日本人化しようとしたのは間違っていた。 なぜ戦争を始め、途中で止められず、負けたのか――。そこから目をそらし、責任の所在を不明瞭にするのは愛国心ではない。戦争を語ることがタブーとされてきた反動で、「戦争に負けた」と教わった昭和40年代前半までとそれ以
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