福田康夫と麻生太郎が争う自民党総裁選なんて、マトモに取り上げること自体自民党の宣伝になるから、適当に流しておけば良いのだが、いちおう福田と麻生の位置づけをしておきたいと思う。 当ブログは、昨年11月16日のエントリ「安倍晋三につながる極右人脈」で、小泉純一郎を「経済右派」、安倍晋三を「政治思想右派」と位置づけた。現在では、コイズミは「経済極右」、安倍は「政治思想極右」と表現したほうが良いと思っている。というのは、コイズミと安倍の流れのほか、旧来保守である森喜朗の流れがあって、この3つの流れが現在の自民党を支配していると考えられるが(kechackさんのブログ「Munchener Brucke」の記事「誰が安倍内閣を潰したのか?」が興味深い)、旧来保守といっても池田勇人や大平正芳の流れをくむハト派や、三木武夫や宇都宮徳馬などの党内左派はほぼ絶滅状態にあり、森はもともと党内右派で、政治思想的に