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ブックマーク / caprice.blog63.fc2.com (216)

  • きまぐれな日々 異議を唱える者が「本当に」絶え果てた「崩壊」の2018年

    今年は例年だと仕事が楽になる12月後半に飛び入りの仕事が入った。それがようやく終わったのが3連休明けの25日で、やっと今回を含め「あと6回」を残すだけになったこのブログを更新する次第。 このブログの更新頻度は月1回にまで減ってしまったが、最近では日常的に更新していた『kojitakenの日記』の更新頻度も激減している。 6年前に坂野潤治の『日近代史』(ちくま新書,2012)を読んで、強い印象を受けたことはもう何度も書いたが、坂野はこのの巻末に、これ(1937年7月7日の日中戦争勃発=引用者註)以後の八年間は、異議申立てをする政党、官僚、財界、労働界、言論界、学界がどこにも存在しない、まさに「崩壊の時代」であった。異議を唱えるものが絶えはてた「崩壊の時代」を描く能力は、筆者にはない。 「危機の時代」が「崩壊の時代」に移行するところを分析した筆者には、二〇一一年三月一一日は、日中戦争が勃発

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    kamayan 2019/01/20
  • きまぐれな日々 「野党共闘」は小沢一郎の「寝返り」になぜ口を閉ざすのか

    2週間前に公開した前回の記事のタイトルは「衆院選野党勝利には『若狭・細野新党』の早期戦力無化が必須」だった。 だが、事態はその真逆(まぎゃく)の方向へと進んだ。まさしく悪夢のような2週間だった。それも、その大半は先週1週間に起きた。 まず、小池百合子が「希望の党」を立ち上げ、自ら党代表に就任すると発表した。これが9月25日で衆院解散の3日前。 次いで、民進党代表に選ばれたばかりの前原誠司が、事実上民進党を解党し、希望の党に合流すると発表した。衆院解散前日の27日だ。 実は私は民進党の解党には全然驚かなかったが、当初希望の党への「合流」と報じられた時には「あり得ない!」と思った。というのは、私はまだ民進党代表選が行われる前の8月2日付の『kojitakenの日記』に、下記のように書いていたからだ。 なお、仮に民進党代表選が枝野幸男と前原誠司との争いになる場合の私の予想は下記の通り。 まず枝野

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    kamayan 2017/10/03
  • きまぐれな日々 安倍晋三の思惑通り議論が盛り上がらず参院選は自公圧勝か

    参院選の選挙戦も半分を過ぎ、次の日曜日はもう投票日だ。 安倍晋三は、なるべく参院選が人々の話題に上らないように腐心しているらしく、公示後の党首討論がないことや、参院選関係の報道番組が激減するらしいことなど、政権及び与党は「有権者が騙されているうちに『改憲派』で参議院の3分の2を占めよう」との悪巧みをしているようだ。そしてそれは功を奏しつつある。 最近はメディアによって選挙の情勢調査報道を発表する日をずらすようだが、昨日(7/3)の日曜日には時事通信の調査による「中盤の情勢」が報じられた。これを見る限り、相変わらず自公が好調のようだ。 http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300207&g=pol 自民、単独過半数うかがう=改憲勢力3分の2微妙-参院選終盤情勢【16参院選】 10日投開票の参院選について、時事通信は全国の支社・総支局の取材や世論調査な

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    kamayan 2016/07/06
    「今の民意は、参院選そっちのけで舛添騒動にかまける」 論理関係が逆で参院選について極力触れないよう舛添や都知事選ばかりがワイドショーやニュースで大きく取り上げられていると思う。
  • きまぐれな日々 「民主党政権の失敗」の総括がまるでできていない室井佑月

    フランスの極右政党の躍進や、アメリカの大統領選共和党候補選びで共和党支持者からトランプが大人気を博していることなどの「極右の台頭」が2015年の欧米の政治状況の特徴だったと言えるかもしれない。 だが、日はそれをもう2年も前に先取りしている。極右政権が発足して既に3年が経過しようとしている。お隣の韓国も似たようなもので、朴槿恵政権は疑いもなく極右政権である。ただ、韓国の場合はまだしも裁判所が極右政権の意図を「忖度」した判決を下さないだけの良識を保っていることが先の産経新聞記者の無罪判決で示された。一方、日では夫婦別姓の強制を最高裁判所が合憲と判断したが、これは露骨に「夫婦別姓は家族の解体を目的とした共産主義のドグマだ」と言い放ったことのある極右宰相・安倍晋三の意を汲んだ判断としか言いようがない。 ついでだから書くが、日の右翼(極右)による慰安婦問題の歴史修正主義に対する韓国極右政権の態

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    kamayan 2015/12/29
  • きまぐれな日々 2015年を振り返る

    2015年最後の記事。 今年は年初に自称イスラム国(IS)による日人人質事件が起き、安倍晋三が強硬策をとって人質を見殺しにして自らの内閣の支持率を上げた。 安倍晋三はまた、立憲主義をないがしろにして、秋には戦争法案(安保法)を強引に可決成立させた。 日経済は1年を通して停滞した。 以上のことから来年以後予想されるのは、自衛隊海外戦争に参加することだ。それは、常識的に見て対中戦争ではなく「テロとの戦い」になる可能性が高い。そのための安保法制定だ。集団的自衛権とは「他国を防衛する権利」のことだから、自衛隊は他国のため、つまり米軍の肩代わりをして戦争を行うことになる。石原慎太郎らの年来の悲願である「中国との戦争」は、石原の目の黒いうちには実現しないだろうし、また実現させてはならない。 リベラル・左派の中には、「日人は自衛隊戦争に参加しなければ目を覚まさないのではないか」と仰る方もおら

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    kamayan 2015/12/29
  • きまぐれな日々 衆院選前の経済政策論戦に欠けるもの/小選挙区制批判再び

    前回の記事を公開してから2週間が経ち、第47回衆議院選挙の公示はもう明日(12月2日)となった。選挙というのは、公示日の時点でほぼ情勢は固まっており、そこまでの期間における動きが大勢を決する。2005年の「郵政総選挙」では、解散から公示までの期間に小泉純一郎が繰り出した「刺客戦術」が、残酷趣味を刺激された大衆の心を鷲掴みにして、空前の自民党圧勝をもたらした。それに対し、今回は、解散直後に分裂して小政党になってしまったみんなの党(11月28日解党)と生活の党の一部の議員が民主党に移籍した報道が少し話題になった程度で、特に大きな話題もなく公示を迎える。 情勢は自民党の圧勝が決定的となった。解散直前に、GDPの2四半期連続下落が報じられ、その後も2014年の年間経済成長率がマイナスになる見込みという報道が流れたが、大衆の多くはもうそんなことは覚えていないだろう。安倍晋三の言葉をテレビが垂れ流して

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    kamayan 2014/12/01
  • きまぐれな日々 安倍晋三の身勝手な「自己都合解散」と小選挙区制の弊害

    昨日(16日)投開票が行われた沖縄県知事選は、私の予想よりもずいぶん差が小さかった。15ポイントを超える差は余裕でつくだろうと思っていたのだが、そこまでの差にはならなかった(14.3ポイント差)。保革共闘の形でなければ仲井真弘多に負けていたかもしれないと思った。翁長雄志候補から票を引きはがそうとしたと思われる喜納昌吉(背後には植草一秀がいた)が、もっと有権者を引きつける候補であったなら、彼らのもくろみが成功して仲井真が勝ったかもしれなかった。昨年、あれほどひどい掌返しをやらかした仲井真弘多でさえあの程度の票は取れるのか、自民党侮り難し、と改めて思わされた。 とはいえ選挙は仲井真弘多の完敗ではあった。自民党に全くダメージがなかったとはさすがにいえないのだが、経済政策の成果が怪しくなってきて、安倍政権の人気がいつまで続くかわからない情勢を恐れてか、先週の記事にも書いた衆議院の解散総選挙が、にわ

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    kamayan 2014/11/17
    「小沢一郎が導入させた小選挙区制が続く限り、同様の解散は今後も繰り返され、日本の政治をますますダメにしていくだろう。」
  • きまぐれな日々 御嶽山噴火をめぐる「江川紹子バッシング」のナンセンス

    先々月(2014年8月)以来の「朝日(新聞)バッシング」は呆れるばかりにすさまじい。何しろ内閣総理大臣・安倍晋三のお墨付きを得て、産経新聞や読売新聞が火に油を注ぐものだから、ネトウヨはここぞとばかり大噴火を繰り返し、それが一般市民に確実に浸透している。 私は朝日新聞の購読者だが、先月分の新聞代を集金にきた販売店員に、契約は来年1月までですが、そのあとどうしますかと聞かれたので、そんな先の話はわからないと答えておいた。3月までよく世間話をしていた販売店員は辞めたのか、4月から担当者が代わっており、その男とは雑談を交わす間柄ではないし、新聞を月極でとっている人は皆同じだと思うが、見返りなしでこちらから契約を申し入れたりなどしない。もっとも見返りといっても、少しばかりの洗剤をいただくとかその程度の話である。ただ、「先の話はわからない」と言った私に販売店員は「そうですよねえ」と答えたのだが、朝日の

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    kamayan 2014/10/07
  • きまぐれな日々 安倍晋三政権が北朝鮮への制裁を一部解除

    集団的自衛権行使容認の閣議決定のあと、安倍晋三が直ちに動いたのは、日政府による北朝鮮への制裁の一部解除だった。以下、朝日新聞と毎日新聞の記事を引用する。 http://www.asahi.com/articles/ASG735H81G73UTFK008.html 拉致問題を優先、対話路線に 北朝鮮への制裁を一部解除 久木良太、松井望美 安倍晋三首相は3日、日政府が北朝鮮に独自に科してきた制裁の一部を解除すると発表した。日政府はこれまで拉致・核・ミサイルの「包括的な解決」を掲げてきたが、安倍政権は事実上、拉致問題優先にかじを切り、圧力から対話に軸足を移した。ただ、北朝鮮の核・ミサイルに懸念を強める米韓との足並みが乱れる恐れもある。 日政府は、日人拉致被害者らを再調査する北朝鮮の特別調査委員会が、金正恩(キムジョンウン)第1書記をトップとする「国防委員会」の幹部を委員長に内定するなど

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    kamayan 2014/07/08
  • きまぐれな日々 半田滋『日本は戦争をするのか』を半分読んだ

    2週間ぶりの更新になるが、その間、集団的自衛権をめぐって国論が二分された状況になっているようだ。 私は普段読売だの産経だのといった新聞をほとんど読まない。産経は、ネットでくだらない記事をたくさん読まされるが、読売にはその機会すらないので、たまに読売新聞の実物を手に取って眺めてみると、集団的自衛権の政府解釈変更のイケイケドンドンの主張には驚かされる。しかし、文化面や日曜日の読書面では、そのような偏りはあまり見られない。最近は、朝日の文化面も、高橋源一郎に論壇時評をやらせて好評とやらで悦に入っているていたらくである。 読売とは対照的なのが東京新聞で、朝日でもやらない思い切った記事が並ぶ。一時期、隣の芝生が青く見えた時期があったが、日未来の党を強烈に推した時の印象があまりにも悪く、それ以来、購読紙を東京新聞に代えようとは思わなくなった。 岩波新書の新刊『日戦争をするのか―集団的自衛権と自衛

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    kamayan 2014/06/27
    amazonではまだ購入できないんだな…
  • きまぐれな日々 名護市長選の現職圧勝と東京都知事選

    昨日(19日)のニュースで特筆すべきは、やはり沖縄の名護市長選だろう。開票結果は下記の通り。 (当)稲嶺  進 無現 19,839票 末松 文信 無新 15,684票 以下に毎日新聞の論評を紹介する(下記URL)。 http://mainichi.jp/select/news/20140120k0000m010115000c.html 名護市長選:沖縄振興策より基地受け入れを拒否した市民 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設の是非を最大争点とした同県名護市長選が19日投開票され、日米両政府が進める名護市辺野古への移設に反対する現職の稲嶺進氏(68)が、移設推進を訴えた前自民党県議の末松文信氏(65)を破り再選を果たした。 名護市民は、移設反対を訴える稲嶺氏に再び軍配を上げた。「アメとムチ」で民意を誘導しようとした手法が、沖縄では通用しなかったことを安倍晋三政権は自覚すべきだ。 名護市の

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    kamayan 2014/01/23
  • きまぐれな日々 東京都知事選、宇都宮健児氏は支持できない

    今年最後の記事である。 1月1日付の新春のご挨拶を含めて今年44件目の記事。2006年のブログ開設以来最少の件数であり、年間アクセス数もその2006年に次ぐ少なさとなった。昨日(12月23日)、ユニークアクセス数の累計が700万件に達した『kojitakenの日記』は、3年連続150万アクセス、3年間累計で500万アクセスをいただいており、現在はもっぱらそちらへの投稿が多くなる一方、当ブログは年々さびれてきている。 しかし、『kojitakenの日記』は、あくまで思いついたことや新聞・テレビの報道の感想、それに読んだの感想文など、比較的気楽に記事を公開する場と位置づけている。こちらは、自分の文章を中心に組み立てた記事を公開する場のつもりなのだが、残念ながら年々パワーが落ちていることを認めざるを得ない。 今年最後の記事も、書く前から気勢の上がらないものになることは、題材の性質からも必然であ

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    kamayan 2013/12/24
  • きまぐれな日々 「今世紀最悪」と酷評された「特定秘密保護法」が成立

    12月6日に特定秘密保護法が成立した。 総理大臣が安倍晋三である以上、国会の会期末に強行採決で成立させることは最初から見えていた。安倍晋三は極めて悪質な独裁者であり、どんなに理を尽くして反対論を盛り上げたところで折れる人間ではない。ある報道で、祖父の岸信介(A級戦犯容疑者でもある)が1960年の日米安保条約改定で見せた行動を手とする安倍晋三の強い執念が、これほどまでにも反対論が多かった法律を成立させたと言った人がいた。その通りだろう。 報道では、かつての第1次安倍内閣ではやけに安倍晋三を庇い立てる姿勢に強い不信を持っていた毎日新聞元主筆の岸井成格が、テレビで批判の先陣に立っていたのが目立った。岸井は、安倍晋三の父・安倍晋太郎の担当記者で、晋太郎の代筆まで行ったことがあるらしく、そのよしみで第1次安倍政権では安倍晋三に期待をかけていたと見られるが、半年ほど前に読んだ岸井と佐高信との共著にお

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    kamayan 2013/12/09
  • きまぐれな日々 最悪の結果となった衆議院選挙。今後の活路を見出すために

    第46回衆議院選挙はマスメディアの予想をも上回る最悪の結果になった。 自民党は294議席を獲得する圧勝で、30議席の公明党と合わせて全議席の3分の2(320議席)を上回る議席を獲得した。 一方、前回(2009年)の衆議院選挙で勝利した民主党(57議席)、国民新党(1議席)、社民党(2議席)、それに事実上民主党から分かれた政党と言って良い日未来の党(9議席)の4党が惨敗した。 年末には第2次安倍晋三内閣が発足する見通し。惨敗を喫した民主党の野田佳彦は代表辞任を表明した。 今回の選挙では、自民党の大勝もさることながら、失速するかと思われた日維新の会への支持が意外にも強く、全体で第3党となる54議席を得た。維新の会は、自民党をも上回った近畿ブロックのみならず、全国的にも人気が凋落した民主党と互角以上に渡り合い、比例区に限っては第2党に躍り出た。恐るべき結果である。 一方、選挙前には民主、自民

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    kamayan 2012/12/19
  • きまぐれな日々 維新の怪・僭称「脱原発」・社民党など政党の堕落に呆れる

    数えてみたら、私が選挙権を得てから10度目の衆議院選挙になる。過去9回のうち棄権したことが2度あるが、その時を含めて、公示前ながら今回ほど呆れ果てて苦々しい思いを禁じ得ない選挙はない。 私が呆れているのは何も小政党の乱立ではない。それなら90年代にもあった。呆れるのは理念なき者たち、あるいは理念を放棄してしまった者たちの見苦しい振る舞いである。 現在は衆議院が解散されてどの政党も議席を持っていないが、解散前に圧倒的な議席を持っていた民主党や、野党第一党の自民党にも呆れ果てることばかりだった。しかし、今回は両党以上に信じられない妄動を行った政党とその関係者を俎上にあげたい。日維新の会、減税日・反TPP・脱原発を実現する党(略称「脱原発」)、それに社民党の3党である。 日維新の会については、今更書くまでもないだろう。石原慎太郎(4日しか続かなかった「太陽の党」)との野合やみんなの党との合

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    kamayan 2012/11/27
  • きまぐれな日々 安倍晋三の「中道を僭称する民主党への批判」には一理ある

    11月7日、自民党総裁の安倍晋三が「中道」を自称する民主党を批判した。産経新聞記事から引用する。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121107/stt12110711070002-n1.htm 民主の「中道」は「大衆迎合の醜い姿」 自民・安倍総裁 自民党の安倍晋三総裁は7日午前、都内で講演し、政府・民主党が強調している「中道」路線について「自分の信念も哲学も政策もない人たちを中道の政治家という。堕落した精神、ひたすら大衆に迎合しようとする醜い姿がそこにある。つまり自分たちの考え方がない」と厳しく批判した。 野田佳彦首相が求める党首討論に関しては「首相にしか質問できず問題を明らかにすることはできない。予算委員会とは決定的に違う。これでお茶を濁そうというのはゆゆしき問題だ」と述べ、予算委開催を優先的に求める考えを示した。 一方で「政府・与党は何とし

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    kamayan 2012/11/25
    珍しくkojitakenさんと意見が分かれるが、俺はこの選挙、野田のダメっぷりはともかくとして、安倍晋三との究極の二拓なら民主党のほうがずっとましだと思う。ただ民主党は65%くらいの確率で野党落ちすると思う。
  • きまぐれな日々 「取材拒否」の挙に出た橋下徹も謝罪した朝日もともに最悪

    先週はいろいろな政治関係のニュースがあったが、私が購読している『朝日新聞』では小さくしか取り上げられかったある件でネットの話題は持ち切りとなった。 『週刊朝日』に連載第1回が掲載された、ノンフィクション作家・佐野眞一と週刊朝日のスタッフによる新連載「ハシシタ 奴の正体」に切れた大阪市長の橋下徹が、週刊朝日(版元は朝日新聞出版)のみならず、朝日新聞・ABC朝日放送(大阪)など朝日グループに対する取材拒否を行い(朝日放送に対する取材拒否は翌日解除)、それを受けて週刊朝日編集長と朝日新聞広告局が遺憾の意を表明したのだ。 橋下は、佐野眞一と週刊朝日のスタッフが執筆した記事について、橋下の家族関係の記述が中心テーマになっているとして、「政策論争はせずに、僕のルーツを暴き出すことが目的とはっきり言明している。血脈主義ないしは身分制に通じる当に極めて恐ろしい考え方だ」と非難した。 私は、この『週刊朝日

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    kamayan 2012/10/23
  • きまぐれな日々 安倍晋三は5年前と変わらない。しかし世間が右翼化した

    今回は趣向を変えて、まず安倍晋三・自民党新総裁の激励から始めたい(笑)。 自民党総裁選直後にこんな報道があった。 http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20120928-1024232.html 26日の自民党総裁選直前、都内のホテルで決起集会を行った安倍晋三総裁(58)が、昼に高級カツカレーべていたと一部の情報番組で報道され27日までに、インターネット上で“カツカレー騒動”が勃発している。ツイッターなどでは「(値段が)高すぎる」「既に庶民感覚を失っている」などと安倍氏への非難が出ている。過去にも麻生太郎元首相の都内一流ホテルでの高級バー通いが非難されたことがあり、安倍氏にとっては早速、痛い船出となった。 安倍氏は26日、東京・ホテルニューオータニで行われた決起集会に出席。支持者を前に、総裁選に「勝つ」ための験担ぎとしてカ

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    kamayan 2012/10/01
  • きまぐれな日々 「安倍晋三への宣戦布告」再び/橋下徹の読みは狂った

    当ブログは月曜日(24日)に更新するつもりだったが、文章を書いているうちに々とした気分になって書き進められなくなった。それで、自民党総裁選の結果が出てから改めて書こうと思い直した。今回で9月の当ブログの更新は最後になるが、当に悪いことばかりが重なった月だった。後世の人々が振り返って、2012年9月を日歴史が暗転した分岐点と位置づけるのではないかとさえ思える。 日中関係あるいは日韓関係の悪化に絡んで、アメリカの保守系新聞『ワシントン・ポスト』が「日が右傾化している」と論評する記事を掲載した。まずはこれを報じる時事通信の記事を紹介する。 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2012092200016 右傾化する日=米紙 【ワシントン時事】21日付の米有力紙ワシントン・ポストは1面で、沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国との領有権争いなどで、日が右傾化している

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    kamayan 2012/09/27
    歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。安倍晋三総裁というのは喜劇で茶番だが、日本という国はバカに屈する伝統のある国であるから、その意味、警戒はたしかに十分にする必要がある。
  • きまぐれな日々 「谷垣降ろし」の軽挙妄動が招いた悪夢の「安倍晋三浮上」

    前回の記事を公開したその日(9月10日)、自民党総裁の谷垣禎一が総裁選出馬断念を明らかにした。森喜朗のみならず出身派閥のオーナー・古賀誠が谷垣を推さず、石原伸晃を推す意向を示したために「勝ち目なし」と見た谷垣が撤退を決めたのだった。 これで、石原伸晃が総裁選最有力とも見られたが、思わぬ落とし穴があった。石原伸晃は、「次期自民党総裁は俺」と思って浮かれたのか、テレビで軽率な発言を連発したのである。 中でも、石原の「失言3点セット」というべきは「ナマポ」、「尊厳死」それに「サティアン」だ。まずは9月11日に『報道ステーション』に出演した時の「ナマポ」発言。 「ナマポ」、古館さんもご存知だと思いますけど、「ゲットしちゃった」「簡単よ」「どこどこにいけば簡単にもらえるわよ」こういうものを是正することが私はできると思う。 (2012年9月11日放送 テレビ朝日『報道ステーション』にて) また同じ番組

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    kamayan 2012/09/20