暴力やホラーに関して自主規制してきた米国コミック界の歴史 2003年7月24日 コメント: トラックバック (0) Randy Dotinga 2003年07月24日 サンディエゴ発――バットマンとロビンだって? きれいな花で飾られた、執事のいる家でいっしょに暮らす同性愛者だ。ワンダーウーマン? あれは変態で男嫌いのレズビアン。ホラーコミック? 若者の心をゆがめる悪趣味な本……。 50年前、退廃的な筋書きと絵が子どもたちを非行に走らせるとして、1人のドイツ人心理学者が、すんでのところでコミック本を撲滅するところだった。彼が物議を醸す1冊の本を発表してまもなく、『ボールト・オブ・ホラー』や『テールズ・フロム・ザ・クリプト』などのホラー・タイトルが、こうしたコミックを制限する「コミックス・コード」の犠牲となった。 このフレデリック・ワーサム博士に最も積極的に荷担したのは誰だったか? 先週サンデ