名古屋市長選に比べるといまいちマイナーかもしれませんが、24日に投開票が行われたさいたま市長選の結果には、正直言って驚きました。じつは私、さいたま市民なもんで……。 清水勇人(47) 15万5966票・・・民主党県連支持 相川宗一(66) 9万8816票・・・自民党県連・公明党県本部推薦 中森福代(59) 6万2991票・・・前自民党衆院議員 と、ご覧のように民主党候補が自公候補に6万票近い大差をつけての当選で、新聞各紙も「鳩山民主、初陣飾る」「民主、衆院選へはずみ」といった表現で報じています。 何が驚いたかって、この票差です。これには、自民党本部にも衝撃が走ったはず。自民党は県レベルで相川氏を推す一方、同党前衆院議員の中森氏が「政令指定都市で初の女性市長」を訴えて出馬し、事実上、保守分裂という事情があったものの、清水氏に15万票以上も集まるとはだれも予想していなかったと思われま