ロシアで「反戦デモ」 即時弾圧、プーチン政権に危機感 2022年02月26日07時24分 24日、モスクワで「戦争反対」と書かれたプラカードを掲げる男性(AFP時事) ロシアによるウクライナ侵攻が発表された24日、国内外で「反戦デモ」が同時多発的に開かれた。プーチン政権は首都モスクワで機動隊を投入し、老若男女を問わず参加者を拘束。素早い弾圧の背景にあるのは、自国世論の反発が拡大すれば、作戦遂行に支障を来すとの危機感だ。 〔写真特集〕ロシア軍ウクライナ侵攻 ◇国家による同胞殺害 「戦争反対」。独立系放送局「ドシチ」によると、国内52都市で計数千人がデモに参加。人権団体OVDインフォの集計では、全土で1800人以上が拘束された。無許可デモが違法で摘発されることを覚悟の上で、人々はプラカードを掲げ、青と黄のウクライナ国旗を振った。 ロシアとウクライナをまたいで親族を持つ人も多いとされる。2014