今回は、新しいマルウエアや脆弱性に関するブログを紹介する。米シマンテックはバックドア型マルウエア「Backdoor.Makadocs」について説明し、注意を呼びかけた。 同社は当初、Backdoor.Makadocsを単純なバックドア型トロイの木馬だと考えていた。マルウエア制御(C&C)サーバーからコマンドを受け取って実行し、感染したコンピュータからOSのタイプなど様々な情報を収集する。興味深いことに、このマルウエアの作成者は、対象のコンピュータが「Windows 8」あるいは「Windows Server 2012」を稼働させている可能性を考慮している。 被害マシンのOSをチェックするマルウエア 新しい製品がリリースされると新しいマルウエアが登場するのは不思議なことではないが、同マルウエアは特にWindows 8向けの機能を備えているわけではないうえに、Windows 8リリース前から存
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