超人気マンガ『HUNTER×HUNTER』の登場人物であるネテロは、巨大組織・ハンター協会の会長にして武道の達人。作中で数多くの型破りな行動を起こしてきた人物だが、彼の若かりし頃の修行エピソードは、ファンならば誰もが知るところである。 ネテロ会長 日本テレビ『HUNTER×HUNTER』Webサイトより 知らない人のために説明しよう。 ネテロ46歳、彼が武術に限界を感じたときのこと。悩みに悩んだ結果、ネテロは己を育ててくれた武術への感謝にたどり着き、「一日一万回 感謝の正拳突き」を敢行する。 それは、「気を整える・拝む・祈る・突く」の一連の流れを毎日1万回繰り返すというもの。当初は1回あたり5~6秒を要し、全て終わるまでに18時間かかったというが、ひたすら繰り返すうちに動作は速度を増し、しまいには1万回を1時間でこなせるまでになる……(かの有名な「かわりに祈る時間が増えた」のシーンはここ)