欧州連合(EU)は、「Windows」ユーザーにウェブブラウザの選択肢を与えるという、Microsoftに課していた要件を正式に解除した。 Microsoftが「Internet Explorer」(IE)を搭載したWindowsを販売する際に他の選択肢を提供していなかったことについて、これがブラウザ市場における不正な競争に当たるか否かをMicrosoftとEUは長期にわたって議論したが、2009年にブラウザ選択画面を表示することで合意した。後に「Browser Ballot」として知られる画面である。合意に基づき、Microsoftは欧州連合諸国のユーザーに対し、WindowsにIEをただ同梱するのでなく、Mozillaの「Firefox」やGoogleの「Chrome」などの競合ブラウザをIEと一緒に提供するブラウザ選択画面を提示することになった。 現在、Microsoftの「EU B