GoogleがAndroid 2.3でNFC(Near Field Communication)をサポート以来のNFCブームにより、世界的にモバイル決済の動きが見られる。6月8日、ロンドンで開催された「Open Mobile Summit」で行なわれたオペレーター、金融機関、小売店の各担当者によるモバイル決済のパネルでは、今年はNFC決済が離陸するのではないかという期待が聞かれた。 期待が広がるNFCを利用したモバイル決済 FeliCaを用いたモバイル決済については、すでに日本では普及段階にあるが、海外ではそこまでのレベルにはまったく至っていない。しかし、NFCを利用したモバイル決済への関心は世界的に高まりつつある。中でも2012年のロンドンオリンピックを控えたイギリスでは、交通機関や小売店でのNFCモバイル決済への対応がかなり進みそうだ。 イギリスでは4月から、NFC決済関係のニュースが
MWCにみるモバイル業界NFC最前線――世界サービス共通化は近いか?:Mobile World Congress 2011(1/2 ページ) 今年2011年に開催されたMobile World Congress(MWC)におけるテーマの1つに、NFC(Near Field Communications)があった。NFCとは、わずか数センチメートルの距離でデバイス同士が無線による非接触通信を行うための通信規格。世界標準の規格として、今後さまざまな分野での応用が期待されている。特にクレジットカード情報や電子マネー情報を載せて使う「モバイルペイメント」分野での利用が想定され、モバイルデバイスにおける主流技術の1つになることが見込まれるものだ。日本では「おサイフケータイ」などの名称でモバイル決済サービスは広く利用されているが、世界的にはどうなっていくのか。MWCで紹介されていたNFCに関するいくつ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く