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フレイザーに関するkamezoのブックマーク (3)

  • 宗教学(原始宗教の成立について) - 泣き言メイン(琴子のセンス・オブ・ワンダーな日々)

    昨日のエントリについての補足になる部分も多く含んでおります。ので一旦、前回の論旨をまとめておこうかなと思います。 前回の論旨:水からの伝言=共感呪術説 フレイザーの『金枝篇』による呪術は類感呪術と感染呪術に大別されると言う事でした。しかしながら現在に於いてはフィールドワークによる情報量も増えてきたため、類感呪術と感染呪術だけでは説明しきれないタイプの呪術も出てきました。それぞれ「反復呪術」と「直接呪術」でしたね。 そして、フレイザーの唱えた二種類の呪術は「共感呪術」と言いました。 水からの伝言は大きく二つの理論形態となっています。第一は「「よい言葉」をかけると美しい雪花状の結晶ができる」という類感呪術。音や声による「波動」が見ずに影響を与えると言う感染呪術の理論が使われてる。 だから、水からの伝言はフレイザーの唱えた「共感呪術」と形式的には同じ様相を持って居るんじゃないかという話しでした。

    宗教学(原始宗教の成立について) - 泣き言メイン(琴子のセンス・オブ・ワンダーな日々)
  • 水からの伝言:リターンズ 〜似非科学は何故消えないのか:文化人類学編〜 - 泣き言メイン(琴子のセンス・オブ・ワンダーな日々)

    水からの伝言の話しもネット上ではだいぶ下火になってきたので、ゆっくり書いてみたいと思います。 まず、前回等の記事からも解るように私の立場は、「水からの伝言」については否定的な立場です。 また、科学は似非科学を完全否定できないと言う考えも持っています。 これは、常に科学は刷新され常に「反証可能性」という重しを付けているという「観測上正しい」と言う結果論が科学という立場だからです。 また、「水からの伝言」に限らずあらゆる似非科学に読み替えて読んでいただけると幸いです。 今回は、文化人類学から見た水からの伝言についてです。 フレイザーの呪術論 フレイザーの『金枝篇』では、呪術を2つに大別しています。 その原理の第一を類似の原理と呼んでいますが、これは似たものは似たものを生むと言うことです。逆に言えば、結果は原因に似ると言うわけです。第二は接触の原理と言いますが、これは、かつて互いに接触した物は離

    水からの伝言:リターンズ 〜似非科学は何故消えないのか:文化人類学編〜 - 泣き言メイン(琴子のセンス・オブ・ワンダーな日々)
  • 図説金枝篇を読んでニセ科学について考えた - 私は私だけのみかた

    図説 金枝篇 作者: サージェームズジョージフレーザー,メアリーダグラス,サビーヌマコーマック,内田昭一郎出版社/メーカー: 東京書籍発売日: 1994/10/31メディア: 単行購入: 2人 クリック: 87回この商品を含むブログ (55件) を見る優。 呪術の理論と、その実施例たる(ヨーロッパを中心とした)実際の慣習、祭りや儀式についてまとめられた。 この自体が抜粋であるにもかかわらず圧倒的な物量で攻めてくるよ! このは一見、未開人に大して傲慢に見える。 さらっと読み出すと未開人はこんな野蛮な習慣を持っていて、キリスト教Tueeee!みたいな受け取り方になりかねないんですが、時代背景を考えなきゃいけない。 このは1890年に最初のバージョンが出て、10年後に書き直され、そこからさらに5年掛けて書き直されてそのたびに量が増えているしろもの。それを短くまとめたが後世に出て、さら

    図説金枝篇を読んでニセ科学について考えた - 私は私だけのみかた
    kamezo
    kamezo 2008/05/02
    呪術という合理的思考(の萌芽、かな)。「呪術は楽しいけどさ、政治とか教育とか経済活動とかは、科学的にやろうよ」御意。安易に“人間なんてそんなもんだから諦めれ”的なことを言わないところが好感。
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