自殺報道について自殺予防学会が緊急アピール 議論の前にわれわれがすべきこと 瀬田 隆一郎(2008-04-25 16:00) 日本自殺予防学会が18日、ほかの自殺を誘発しないよう報道に配慮を求めるアピールを出した。これを機に自殺報道のありかたを考える記者も多いことと思う。 だが、思考や議論は正しい知識をどだいとして初めて価値を持つ。そこで、世界保健機関(WHO)が2000年に公開した「自殺予防の手引き」を紹介したいと思う。自殺予防に関する基礎知識や、誤解されがちな点の指摘など、非常に有意義な資料なので、通読を強くお勧めしたい。 原文は英語だが、日本語訳されたものが内閣府Webサイトにて公開(pdf)されている。この文書の18ページ目から始まる「マスメディアのための手引き」のまとめは以下の通りだ。 ぜひすべきこと ・事実を報道する際に、精神保健の専門家と緊密に連絡を取る。 ・自殺に
サンポール“困惑”「キレイに死ねる」は大間違い 遺体は緑色に変色 塩酸系洗剤を使った硫化水素自殺の巻き添えにあったとみられる集合住宅=12日午後、兵庫県西宮市 有毒ガスの硫化水素を使った自殺が各地で続発している。13日にも大阪市や岡山県井原市で若者が死亡するなど、流行の兆しを見せる。「第二の練炭」ともいわれるが、助けに入った人が巻き添えを食うケースも多い。一方で、ネット上などでガスを発生させる原料としてトイレ洗剤が悪者にされ、とんだトバッチリを受けている。 トイレ掃除の定番といえば、「こすらず落とす」のキャッチフレーズで知られるサンポール。汚れがよく落ちると評判で、家庭用品には欠かせない存在だ。 「こちらの本意でない結果を招いているのは実に悩ましく、もどかしい。ぜひやめてほしい」。サンポールを製造・販売する金鳥(大阪市)の広報担当者はこうため息をつく。同社には現在、製品の安全性について、取
硫化水素自殺から考える 自殺予防の心理学 2008.4.24(4.26補足) ウェブマスターによる新刊(2010年5月27日発行) 『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』 自殺といのちについて考える全てのひとのために こんにちは。 このページに来てくださって、ありがとう。 「硫化水素」「自殺」のキーワードで検索すれば、たくさんのページがヒットすると思いますが、 ここへきてくださったこと、 本当にありがとう。 ほんのちょっと、ちょっとだけでも、このページを読んでもらえたらと思います。 死にたい思い ごめんなさい。あなたに何があったのか、私は知りません。「俺の辛さ、あたしの悲しさを知りもしないで」と、怒られるかもしれませんが、でも、あなたが死にたい、消えたいと思っていらっしゃるという、そのことは、わかりました。 あなたに何があったのか、今何を思っているのか、どうぞ誰か
硫化水素自殺を考えているあなたへ 2008.4.24(4.25補足、4.26補足) ウェブマスター碓井のコメント録画が「報道ステーション」(4.24)で放送されました ウェブマスターによる新刊(2010年5月27日発行) 『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』 自殺といのちについて考える全てのひとのために Tweet 自殺は伝染する 大きな自殺報道、センセーショナルな自殺報道あると、まるで伝染病が広がっていくように、自殺は伝染していきます(群発自殺、連鎖自殺)。 だから、注意が必要です。 マスメディアは、 ○センセーショナルな報道の仕方をしない。 ○自殺方法を具体的に伝えない。 (日本文化には切腹など自殺を美化する側面もありますが、) ○自殺を美化するような報道はしない。 亡くなった方を悪く言うことはできませんし、事実、亡くなる方のほとんどは、真面目で誠実な方々で
自殺は男性では死因の6位,女性では8位となっている(1998年,厚生省人口動態統計)。過去最悪となった1999年は3万3048人が自ら命を絶ち,人口10万人あたりで示す自殺率は26.1人になった(警察庁統計)。直近の2001年では3万1042人,率で24.4人とやや減ったが,依然として高いままだ。 日本は世界的に見ても自殺の多い国ではあるが,1998年以降の数字はこれまでの推移から見ても高すぎる。現在は戦後3回目のピーク期にあたるが,1950年代後半と1980年代中ごろの2回のピーク時でも年間2万5000人くらいだった。ピークの谷間にあたる高度成長期(60年代)は1万5000人程度だったから,人数で見れば現在はほぼ倍になったといえる。 警察庁の統計データを見ると,1978年から1997年まで自殺者数はだいたい2万人台の前半で推移していた。戦後2回目のピーク期にあたる1983年と86年に2万
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