CONCEPT 世界初!人間を抱き上げるロボット 独立行政法人理化学研究所と東海ゴム工業株式会社が2007年に設立した理研-東海ゴム人間共存ロボット連携センターは,世界に先駆け,介護支援ロボット「RIBA(Robot for Interactive Body Assistance:リーバ)」を開発しました. RIBA は人間タイプの双腕により,人をベッドや車椅子から抱き上げ,移動し,抱き下ろす一連の移乗作業を行って,介護の負担を軽減します.RIBAは,理研の制御・センサ・情報処理技術とTRIの材料・構造設計技術を融合することで,世界最大級の可搬重量を実現するとともに,腕の広範囲を覆う高精度触覚センサを用いた触覚ガイダンス機能によってロボットの直感的操作を可能にしました. 「介護福祉の現場で活躍するソフトなロボットの実現」を目指して
大きな腕で抱き上げ、車いすやベッドからの移動を手助けする=名古屋市守山区、山本写す 2本の大きな腕で人を抱き上げ、ベッドや車いすへの移動を手助けする介護支援ロボット「RIBA(リーバ)」を、自動車エンジン防振ゴム製造世界一の東海ゴム工業(愛知県小牧市)と理化学研究所が共同開発した。素材開発に強みのある東海ゴムと、ロボット研究が得意な理研が、07年から研究していた。 リーバは高さ140センチ、重さ180キロ。500以上の触覚センサーや音声認識システムで、介護スタッフの軽い介添えのタッチや「お姫様だっこ」などの言葉による指示を認識・理解して、腕や腰を動かす。 丈夫な樹脂部品を使って腕を軽量化し、設計上120キロまでの人を抱き上げられるようにした。また、軟らかいゴムやウレタンで全身を覆って安全性を高めた。 理研によると、2本の腕で人を上げ下ろしできる人型ロボットの開発は世界初。外見は、親
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く