ドイツ南部ミュンヘンで話すシリア移民の少女と支援者(2015年9月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/CHRISTOF STACHE 【9月27日 AFP】米グーグル(Google)は25日、自社が提供する無料オンライン翻訳サービス「グーグル翻訳」について、中東からの移民が殺到しているドイツで、ドイツ語とアラビア語間の利用需要が従来の5倍に急増しているとして、これらを第一言語とする人々にサービス改善への協力を呼び掛けた。 欧州連合(EU)随一の経済大国であるドイツへの今年の亡命希望者は80万~100万人に上る見込み。多くは戦乱で荒廃したシリアやイラク、さらに中東や北アフリカの国々の出身者だ。グーグル・ドイツは声明で「目下の大きな課題は、難民と援助関係者とのコミュニケーションだ」と述べている。 グーグルによれば「多くの人は『グーグル翻訳』を利用して何とかやりとりしている。そのため今年はドイツ