年齢、男女の差なく髪の毛に気をつかう人が増えて、幅広い年代でおしゃれ染めや白髪染めの使用頻度が高くなっています。2015年10月、消費者安全調査委員会が公表した「毛染めによる皮膚障害」に関する調査報告書によると、1カ月に1回以上の毛染めを行う人は全体の38%に上り、2カ月に1回程度27.2%▽3カ月に1回程度19.8%▽4カ月に1回程度5.5%−−と続きます。頻度は年齢が上がるほど高くなる傾向が見られ、50代では過半数の人が1カ月に1回以上毛染めをしています。しかし毛染めを頻繁に行うと、皮膚障害、つまり「かぶれ(皮膚炎)」のリスクも上がることを知っておくべきです。