アルバム「君は僕の宇宙」の制作意図、テーマ さよポニのアルバムで「青春ファンタジア」っていう青春をテーマにした作品があるんですけど、今回のアルバムの根底にあるのは、ああいうキラキラした青春時代に対してのアンサーというか「時間は決して戻らないし、大人になることは避けて通れない」みたいなことをいろんな方法で描いてるアルバムです。 ドナルド・フェイゲンの「The Nightfly」のインナースリーブに「このアルバムの曲は1950年代後半から60年代のはじめ、アメリカ北東部の郊外で育った若者なら誰もが抱いたであろうあのファンタジーを表している」っていうのがあって、そういうモチーフが僕にとっては「80年代後半から90年代の東京郊外」なんです。 例えば、今回のアルバム1曲目「センチメンタル」のイントロはThe Style Councilの「Shout To The Top」のオマージュなんだけど、僕が