梅雨前線や低気圧の影響で、県内は21日、全域で大雨となり、県南部の野迫川、天川など4村で土砂災害警戒情報が出されたほか、五條市や十津川村などで大雨警報が出た。台風4号の接近以来、雨が降り続いており、県や奈良地方気象台などは土砂災害への警戒を呼びかけている。 同気象台によると、台風4号に伴う雨の影響もあり、18日午後6時から21日午後6時までの累積雨量は、上北山村で313ミリ、十津川村の玉置山で247ミリなど。奈良市は69ミリだった。同気象台では、雨は22日夕まで断続的に降り続くと予想している。 県南部では五條市や十津川村、野迫川村などで大雨警報が発令され、奈良市や橿原市などでは大雨洪水注意報が出された。