昭和の日の4月29日から、千葉・房総半島の中央部を走るいすみ鉄道(大原 - 上総中野)で、キハ52型ディーゼルカーが運転を始めました。この車両は、1965(昭和40)年に製造され、国鉄~JR西日本大糸線で活躍後に廃車・解体されるところを、いすみ鉄道が買い取って第2の人生を送ることになったのです。キハ52の特長は、急勾配のローカル線用にエンジンを2基搭載、短編成で運用しやすい両運転台車。この特長を生かし、各地の山岳路線で活躍しました。そこで今回は、キハ52が走っていた35年前の小海線の写真を紹介します。 ちなみにいすみ鉄道は、自己負担での運転士養成や公式萌えキャラ「上総いすみ」の発表など、ユニークなアイデアで有名。今年の夏は、このキハ52を使用して「ビール列車」を走らせるそうです(乗ってみたいですね~笑)。 新宿から急行「アルプス」に乗り小淵沢で乗り換え、小海線ホームに向かうとキハ52を先頭