アップルは6月23日、オンライン限定としては初開催となる「WWDC Special Event」にて、macOSの新バージョン「Big Sur」を発表した。UIなどのアップデートに加え、これまで長年使い続けてきたIntelのx86コアから、Armベースの「Apple Silicon」をサポートする。 Appleでは、これまでにMacのCPUを複数回刷新している。まずは、Macintosh 128Kなどで導入されたモトローラの「MC68000」系統(通称68K)プロセッサ、次に1993年に登場した「PowerPC」系統、2006年にはIntelのx86アーキテクチャに移行し現在まで使用している。今回、14年ぶりにIntelプロセッサに代わって、Apple自社開発プロセッサ「Apple Silicon」への移行を発表した。 Apple Siliconは、iPhoneやiPadなどに搭載されてい
AppleがARM版MacBookをリリースするという噂が以前にささやかれていたが、実際に同社がMac OS XのDarwinカーネルのARMへのポーティング作業を行っていたことを示唆する文章が出てきて話題になっている。ただしこの文書は、ARM版Macがリリースされる証拠というよりも、同社が過去にさまざまな可能性を探っていた証左といえるものだ。 今回話題になっているのは、Tristan Schaapという人物が米AppleのPlatform Technologies Groupで2010年内の12週間にわたってMac OS X Snow LeopardのDarwinカーネルのMV88F6281へのポーティング作業を行っていた成果を記した論文が、秘密保持契約期間を経て昨年2011年8月に公開されたもの。iMore.comがこの件について報じている。MV88F6281はARMv5ベースのMar
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