昨日午後二時半すぎ、朝鮮半島西側の黄海上、韓国市民居住の延坪島に北朝鮮が野戦砲によって数十発の砲弾を撃ち込み、韓国軍も砲弾線で応戦する事態となった。被害として、韓国軍側に死者二名、重軽傷十数名を出した。民間集落では住民三名が負傷した。 1999年、2002年でもこの海域に軍事的な衝突はあったものの、韓国が実効支配し、市民が生活している地域に、挑発とはいえ、攻撃をしかけたのは1953年以来のことで、異例の事態であった。しかし、その後はとりあえず沈静化しており、これ以上に戦禍は拡大されないだろう(参照)。 なぜこのような事態になったのか。 韓国および国連が主張する北方限界線を北朝鮮は認めていないことが背景にある。北朝鮮としては、1953年の停戦協定によって地上での軍事境界線は定めたが海上の規定はないとし、独自の海上軍事境界線を主張している。今回の延坪島はこの2者の主張する2線に挟まれた地域にあ
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100829/p2 Apemanさんのところのブログのコメント欄で、「カルタゴ等、軍事を軽視した大国の多くが滅び去っている」というコメントがされている人がいました。それで、色々とブログを検索してみたのですが、コメント欄の人に限らず、「カルタゴが軍事を軽視したため、ローマに滅ぼされた。(だから、日本はカルタゴの様に滅ぼされない様に気をつけろ)」という主張をしている人は、それなりにおられるみたいです。例えば、こことか、こことか。 僕はカルタゴについては、新書1冊と興亡の世界史しか読んでいないので、大した事を知っているわけではないのですが、カルタゴは、別に軍事を軽視して、通商のみに勤しんでいた国家だったわけではなく、(陸軍はそうでもなかった様ですが、)強力な海軍を有しており、その歴史において、シチリア島などを巡ってかなりの期間、抗争を
自衛隊各幕僚長らと意見交換をする菅直人首相(左から2人目)=19日、首相官邸、西畑志朗撮影 菅直人首相は19日、首相官邸で北沢俊美防衛相に「ちょっと昨日予習をしたら、(防衛)大臣は自衛官じゃないんですよ」と述べた。憲法66条は「大臣は文民でなければならない」と規定しており、これを知らなかったかのような発言は、シビリアンコントロール(文民統制)への理解の浅さを露呈したと批判されそうだ。 首相は、この日開いた自衛隊の折木良一統合幕僚長ら制服組首脳との意見交換会を前に、北沢氏との雑談の中でこうした発言をした。 意見交換会のあいさつでは「改めて法律を調べてみたら『総理大臣は、自衛隊の最高の指揮監督権を有する』と規定されており、そういう自覚を持って、皆さん方のご意見を拝聴し、役目を担っていきたい」と語った。これまで、そうした自覚がなかったと受け取られかねない発言だ。 意見交換会を終えた折木統
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