(注:図形のロードに数分かかります!) <ホームページに戻る> 第33回日本脳波・筋電図技術講習会(平成8年10月29日 新潟)テキストより 徳島大学脳神経外科 七條文雄 【 E-mail: shichijo@nmt.ne.jp 】 1. はじめに 近年、コンピュータの技術の発展により我々が扱う医療機器の発達にも目を見張るものがある。ファンクショナルマッピングもこの様な背景のもとに発達してきた。 ファンクショナルマッピングを扱うには、まず検者が大脳機能局在を熟知している必要がある。またファンクショナルマッピングからみると、その画像が中枢神経系の機能の変化に対応した画像であり、かつ定量的客観的評価が可能な画像であることが望ましい。今回、この観点から我々が日常行っている検査法を紹介する。 2. 中枢神経の機能と大脳機能局在 1) 中枢神経系の基本構造 神経系の基本単位はニューロン(神経