バイデン氏が麻酔の必要な医療処置を受ける間、ハリス氏が大統領権限を担った/Brendan Smialowski/AFP/Getty Images (CNN) バイデン米大統領は19日、定期的な結腸内視鏡検査を受け、麻酔の影響下にあった1時間25分間、一時的に大統領権限をハリス副大統領に委譲した。 米国初の女性で黒人、南アジア系の副大統領であるハリス氏は、一時的に大統領代行を務めることで、またしても壁を破った形となった。サキ大統領報道官によると、バイデン氏の麻酔が効いている間、ハリス氏はホワイトハウス西棟にある自身の執務室から職務をこなしたという。 バイデン氏は20日で79歳になる。大統領就任後初の年次健康診断を受けるため、19日午前にウォルター・リード医療センターに到着した。 大統領が麻酔の必要な医療処置を受ける間、副大統領が大統領権限を担うのは通常の対応となる。ジョージ・W・ブッシュ大統