先延ばし癖がある人ほど、気を楽に持つといいかもしれません。 東京大学大学院 総合文化研究科はこのほど、自分の未来に対して「今よりストレスが増えることはない」と楽観的な人は、深刻な先延ばし癖が少ない傾向にあることを発見しました。 先のことを重く考えすぎないことが、先延ばしを改善するヒントとなりそうです。 研究の詳細は2024年5月30日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されています。

多くの親は「長時間のゲーム」が子供に悪影響を与えると考えています。 このためゲームの影響に関する先行研究は、主にうつ病、攻撃性の増加、運動不足など、ゲームがもたらすマイナス面に焦点が当てられています。 しかしゲームは非常に複雑なパズルのようなものであり、ゲームプレイが特定の能力に対してプラスの影響をもたらす可能性は十分に考えられます。 そこでアメリカ・バーモント大学(University of Vermont)に所属する精神医学者バダー・チャラン氏ら研究チームは、ゲームを長時間遊ぶ子どもたちに見られるプラスの影響について調査。 結果、1日3時間以上ゲームをする子供が認知スキルテストで好成績を収めたと報告しました。 研究の詳細は、2022年10月24日付の学術誌『JAMA Network Open』に掲載されています。 Boosted Brain Activity Observed in C
私たちが暮らす天の川銀河の中心部には、「いて座A*(エースター)」と呼ばれる超大質量ブラックホールが存在します。 このほど、独・ケルン大学(University of Cologne)、チェコ・マサリク大学(Masaryk University)の研究により、このいて座A*をわずか4年で周回する恒星が新たに発見されました。 この星は実に秒速8000kmの速度で宇宙を移動しており、まさしく、”スピードスター”と呼ぶにふさわしい星です。 研究の詳細は、2022年7月5日付で科学雑誌『The Astrophysical Journal』に掲載されています。 8,000 kilometers per second: Star with the shortest orbital period around black hole discovered https://phys.org/news/202
尖っているのにスムーズに転がる物体「オロイド」幾何学物体「オロイド」 / Credit:Matter Collection(Kickstarter)_The Mega Oloid: Geometric perfection into a colossal artwork(2022)オロイドとは、ドイツの彫刻家または数学者だったパウル・シャッツ氏によって、1929年に発見された幾何学的な物体です。 通常の生活ではめったに見かけない不思議な形をしていますが、構造自体は非常にシンプルです。 オロイド構造は、同じ大きさの円盤2つで成り立っています。 オロイド構造。2つの円が直交している / Credit:Thinkingarena(Wikipedia)_Oloid半径が等しい2つの円盤が直交しており、それぞれの円の中心がもう一方の円の外周と重なるよう設計されているのです。 あとは円盤のふちから円盤
「犬種」は、自分が飼いたい犬を選ぶための重要な指標にされています。 たとえば、おとなしい犬種ならゴールデンレトリーバー、社交的ならラブラドール、賢くて遊び好きならコリーといったように。 しかしこのほど、米マサチューセッツ大学(University of Massachusetts)の6年にわたる研究により、犬種では犬の行動や気質をほとんど予測できないことが明らかになりました。 犬種で説明できるのは行動特性のわずか9%であり、また、どの行動特性も1つの犬種には限定されなかったようです。 研究の詳細は、2022年4月29日付で科学雑誌『Science』に掲載されています。 Dog Breeds Don’t Explain Their Behavior as Much as We Think, Scientists Say https://www.sciencealert.com/the-bre
真の「医者」とは、どのような人を指すのでしょう。 偏差値の高い医学部を卒業し、医師免許を取得した人のことでしょうか。 それは必須の条件ではありますが、しかし過去に、その道を通らずに、多くの命を救った男性がいます。 その人物の名は、マーティン・クーニー医師。 彼は正式な医師免許をもっていないにもかかわらず、死ぬ運命にあった多くの未熟児をたった一人で救いました。 これは、1930年代におけるアメリカ小児医療の価値観を変革したニセ医者の奇跡の物語です。 This Fake Doctor In The Early 20th Century Used Premature Babies For People’s Entertainment And Saved 6,500 Lives https://www.boredpanda.com/baby-incubators-entertainment-con
今年、アメリカの中・東部で17年周期の「素数ゼミ」が大量発生する予定です。 バージニア工科大学の調べでは、各地域ごとに数百万単位で出現し、それが5月中旬〜6月下旬まで続くと見られます。 とんでもない数のセミがいっせいに大合唱するため、深刻な騒音が懸念されています。 Expect Trillions of Brood X Cicada To Invade the US After Hibernation For 17 Years https://www.sciencetimes.com/articles/29254/20210122/expect-trillions-brood-x-cicada-invade-hiding-17-years.htm
ドイツ・テュービンゲン大学・神経科学研究チームは、24日、「カラスにヒトと同じ主観的意識の存在が初めて認められた」と発表しました。 『Science』に掲載された実験では、カラスがスクリーン上に表示された視覚刺激に対し、意識的に知覚・判別できることが示されています。 こうした意識構造は、ヒトを含む霊長類でしか確認されておらず、鳥類では初のことです。 研究主任のアンドレアス・ニーダー教授は「この結果は、意識の起源と進化について新しい見方を切り開くもの」と述べています。
スロバギア共和国の「ECOCAPSULE」社は、自己完結型マイクロホーム「Ecocapsule(エコカプセル)」を販売しています。 Ecocapsuleはカプセル型の住居であり、自家発電や雨水の利用が可能なため、外部接続なしであらゆる環境に設置することが可能。 そのため、コンパクトなオフィス、庭の離れ、リゾートの別荘、災害時の避難先などとして活躍します。 マイクロホーム「Ecocapsule(エコカプセル)」Credit:boutique-homesEcocapsuleは「自己完結可能なマイクロホーム」をコンセプトに2008年から開発されてきました。2015年には試作型が完成し、現在では正規品として販売開始されています。 丸みを帯びた近未来的なフォルムが特徴的であり、大きさも幅4.67m×奥行2.2m×高さ2.5mとかなりコンパクトです。 中にはベッド、デスク、キャビネット、冷蔵庫(オプシ
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