cloudpackエバンジェリストの吉田真吾(@yoshidashingo)です。 今回発表になった Amazon RDS for Aurora。最大の特徴はストレージが従来のRDS(Multi-AZ)における「完全同期なミラーディスク型のレプリケーション」方式でなく、「Quorumベースの非同期レプリケーション」方式が採用された点です。 Quorumの概念 Quorum自体の概念の説明はWikiなどを参照してください。ノード間で投票を行い、定足数が揃った処理を実行/破棄するという考え方です。 Quorum - Wikipedia 同期型のミラーディスク型から非同期のQuorum型へ Aurora以外のRDSのMulti-AZ配備は、マスターノードのディスクへの書き込みをブロックレベルでスタンバイ側に適用する完全同期なフィジカルレプリケーションを行っています。これにはいくつかの課題が考えら
ISUCON4本選の振り返り こんにちは。ISUCON4 出題担当スタッフの mirakui です。 あの盛り上がった本選から約一ヶ月が経過してしまいましたが、本選について振り返ってみます。 ISUCON4 の予選は、参加チーム180組以上という過去最大の規模でしたが、本選に出場できたのはその中のたった30組でした。この倍率の高さからも激戦であったことは想像に難くないと思いますが、一体どのような問題で、どのような戦いだったのでしょうか。 テーマは「動画広告配信」 本選問題のテーマは、「動画広告配信」でした。広告リクエストに応じて表示すべき動画クリエイティブを抽選し、5MB 程度の mp4 ファイルを出力するという問題です。 この問題には以下の内容が含まれていました。 広告主が動画広告を入稿する API。おもに以下の情報を POST する 広告動画ファイル ユーザが広告(リダイレクタ)をクリ
Deviseというgemのomniauthableを利用して、いろんなOAuth提供元サービスと連携orそのサービスを用いたログインを実現する方法。 こういうことやりたい人結構いるんじゃないかと思って、Wantedlyで実際にやってみた経験を大公開!! Gemのインストール deviseと各providerのomniauth関連Gemをインストール gem 'devise' gem 'omniauth' gem 'omniauth-facebook' gem 'omniauth-github' gem 'omniauth-google-oauth2' gem 'omniauth-hatena' gem 'omniauth-linkedin' gem 'omniauth-mixi' gem 'omniauth-twitter' とりあえず、omniauth-'provider'でググって出て
概要 画像補完技術とは画像の欠損部分をそれらしく埋め合わせる技術のことをいう。この技術は古くから職人技として知られ、傷んだ写真の修復や写真からのトロツキーの除去などに広く用いられてきた。 近年では画像補完を自動的に行う技術の発展が目覚ましい。Hays らは、風景画像の欠損部分に合う画像を風景画像データベースから検索することで、風景画像の一部をまったく違う(しかし見た目には自然な)風景画像へと置き換えることに成功している。このような外部画像データベースを用いる手法は一種の「脳内補完」として機能しているといえる。 ところで、一般に「脳内補完」の主要な適用先は着衣状態の無着衣化である。彼らの手法のうち、風景画像データベースを裸体画像データベースへと置き換えることで、着衣画像の裸体化が行えることが期待される。 本プロジェクトでは上記着想の実装を行い、その実験結果を示す。 なお、本プロジェクトページ
Zooomr、t.freeの開発者として知られるクリストファー・テイト氏(帝都久利寿)へのインタビュー第1弾。彼のキャリアを振り返ってもらいながら、「ハッカー」としての考え方に迫ります。 Zooomr、t.freeを生んだハッカー、クリストファー・テイト氏(帝都久利寿)のキャリア 2012年の夏、話題をさらった「t.free」というサービスをご記憶だろうか。 iPhoneを利用しMacOS X端末をインターネットに接続できる、いまでは当たり前となったテザリングサービスだ。1ヶ月という期間限定のサービスながら、日本のネットユーザーに大きな反響を与えた。 そのt.freeを開発したのが今回お話を伺ったコネクトフリー株式会社の創業者・クリストファー・テイト氏(帝都久利寿)。 1988年生まれの彼は、5歳にはプログラミングをはじめ10代で起業。シリコンバレーで注目を集めるサービスを次々と発表した後
こんにちは、サイボウズ・ラボの光成です。 PicoHTTPParserは@kazuhoさんたちが開発している高速なHTTPパーサです。 同じ作者によるHTTPサーバH2Oにも使われています。 11月4日の開発ブログによると、その時点でNode.jsなどに使われているhttp-parserの10倍程度の速度を誇るそうです(現在はhttp-parserも速度向上しその差は縮まりました。それでも4倍以上の差があるようです)。 該当ブログにはその高速化のためのノウハウが書かれていて大変興味深いです。ただIntel系CPUに搭載されているSIMD命令は用いられていませんでした。今回、@kazuhoさんと一緒に文字列処理専用のSSE4.2を用いることで1.7~1.9倍の高速化を達成しました(Improving Parser Performance using SSE Instructions (in
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