レコードの挿入時などに発生するセカンダリインデックスの更新は一般的にI/Oコストが高いことで知られる。InnoDBではこれを軽減する為に変更バッファという仕組みがある。MySQL Server Blogから変更バッファ概要の解説記事を紹介する(2015/6/4, Annamalai Gurusami) 免責事項 この記事はMySQL Server Blogの投稿をユーザが翻訳したものであり、Oracle公式の文書ではありません。 THU, 2015/6/4 by Annamalai Gurusami ストレージエンジンを設計するとき、最大の課題となるのは書込み操作の途中のランダムI/Oである。 InnoDBでは、テーブルは1つのクラスタインデックスを持ち、0またはそれ以上のセカンダリインデックスを持つ。インデックスはいずれも、B-treeである。 レコードがテーブルに挿入されるとき、レコー