茨城県大洗町の商業施設「大洗リゾートアウトレット」に、県産品を販売する「大洗まいわい市場」を出店していた「Oaraiクリエイティブマネジメント」(社長:常盤良彦)が、売上預託金や敷金など計約千四百万円の返還を求め、商業施設「大洗リゾートアウトレット」を運営する「八ケ岳モールマネージメント」(東京都千代田区)を相手取り、水戸地裁に提訴したことが分かった。 大洗リゾートアウトレットは、大洗町が町内の県有地に誘致し、2006年に開業した。 Oaraiクリエイティブマネジメントは、2009年に「大洗まいわい市場」をオープン、2016年には町を舞台にした人気アニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」のグッズを販売する「ガルパンギャラリー」を施設に開設した。 今年3月、Oaraiクリエイティブマネジメント側が、施設の警備体制の不備を批判して両店舗の営業を中止。一時、再開したが月末に退去し、隣接する県有