話題ロシア大統領府は15日、ロシア領タマン半島とクリミア半島を結ぶ長さ19キロの大規模橋梁「クリミア大橋」の開通式にプーチン大統領が出席したと発表した。 ジーンズ姿で現れたプーチン大統領は、工事関係者と短く話した後、初めて橋を渡るトラックの先頭車両の運転席に乗り込み、自らハンドルを握って「開通したクリミア大橋を渡る最初のトラックドライバー」となった。 ケルチ海峡の連絡橋は1943年にナチス・ドイツが着工し、当時のソビエト連邦が完成させたが、45年に崩落した。今回のクリミア大橋は、ロシア政府が2016年に着工し、73年ぶりの連絡橋として完成したもので、16日に自動車の通行が開始され、2019年後半には鉄道用の架橋部分も開通となる。これまでの交通手段はフェリーのみとなっていた。 ■開通式の様子(動画) http://static.kremlin.ru/media/events/video/ru