本日20時の投票締め切りと同時に、大阪府知事選と大阪市長選でそれぞれ吉村洋文氏、松井一郎氏の当確が出ました。私は、事前にインターネットパネルではありますが独自調査を行っていましたので、当初から維新候補の圧勝を予想していました。しかし、選挙戦直前には自民党の行った電話世論調査で松井氏が負けるというような結果が出たらしく、方々にそうした観測が乱れ飛び、中盤になっても松井氏の苦戦が伝えられていました。また、NHKや新聞各社の電話世論調査でも府市、とりわけ市長選で拮抗が伝えられました。しかし、蓋を開けてみれば府知事選はダブルスコア、市長選でも20ポイント差近くが予想される圧勝となりました。なぜ、これほどにまで違う結果が出たのでしょうか? そこにはまず、各種調査が有権者を捉えきれていないという問題があります。むろん、インターネットも補正をかけなければ正確な結果は出ませんが、固定電話には無党派層を捉え