図 開発したメタマテリアルで作製した理研のロゴマーク 左:元画像,中央:メタマテリアルで作製したロゴ,右:電子顕微鏡像 私たちの世界は無限の色に溢れています。ヒトの目に見える可視光(波長400~800nm)の色は、波長の短い方から順に紫・藍・青・緑・黄・橙・赤というように分かれています。虹の七色ですね。太陽光にはこれら全ての色が含まれており、白色光と呼ばれます。白色光が物質に当たると、その物質に特有の波長の光が吸収され、吸収されずに反射・透過された波長の光の色が私たちの目には見えることになります。つまり、私たちが多様な色を見ることができるのは、吸収される光の波長が異なるさまざまな物質が身の回りにあるからです。 一方、物体に色をつけるには絵の具・インク・ペンキなどを使います。しかし、これらの塗装材料は強い光・高温・酸化などの影響を受けて、徐々に退色してしまいます。半永久的に色を保つ方法はない
![アルミニウムのナノ構造体で「色」を作る | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/878c1f94fe2b21cdf6947887451af0c4e94822d8/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.riken.jp%2F~%2Fmedia%2Friken%2Fpr%2Fpress%2F2017%2F20170426_1%2Fdigest.jpg)