2011年9月12日月曜日 「学習英文法シンポジウム」雑感:"pedagogical grammar"概念の整理から 最中にTwitter (#keiopg)でも色々つぶやいたが、10日の学習英文法シンポジウム(慶應大学)に参加した。事前に資料も入手でき、多くの「気づき」を与えてもらった。まずは関係各位の準備や運営の労に敬意と謝意を表したい。ただ、各登壇者に松井先生が投げかけた問いを引き取って深めるやり取りが十分だったとは思えず、残念さも残った。それは、このテーマで論じるべきことの広さ・多さのせいとも言えるし、各人(登壇者・討論者だけでなく、参加者全員)の持つ前提やスタート地点の問題のせいの気もした。 特に気になったのは、つぶやきでも多少触れたが、「学習文法」という概念の整理や他との関連が曖昧なままだったこと。日本の英語教育におけるその必要性や歴史的変遷については江利川先生が触れたが、o