中国・香港(Hong Kong)にある伝統薬の店で販売されているさまざまな植物(2010年12月29日撮影)。(c)AFP/MIKE CLARKE 【4月15日 AFP】関節リウマチの症状緩和に関して、中国の伝統薬の原料となる植物タイワンクロヅル(学名:Tripterygium wilfordii Hook F)の方が広く処方されている製薬よりも効果が高いとする研究が14日、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)のオンライン版「BMJ Open」に発表された。 別名「雷公藤」(らいこうとう)とも呼ばれるタイワンクロヅルは、主に手足の関節が侵される自己免疫疾患の関節リウマチに対して薬効があるとして、中国では古くから用いられている。 この植物の抽出成分には、炎症や免疫反応を和らげる効果があると考えられているジテルペノイドなど、数