カザフスタンのバイコヌール宇宙基地(Baikonur Cosmodrome)から打ち上げられるロシアのプロトン(Proton)ロケット(資料写真、2014年4月28日撮影)。(c)AFP 【5月16日 AFP】(一部更新)欧州製の人工衛星を搭載してカザフスタンのバイコヌール宇宙基地(Baikonur Cosmodrome)から打ち上げられたロシアのプロトン(Proton)ロケットが16日、打ち上げに失敗し、太平洋に落下した。露国営タス通信(Itar-TASS)が宇宙産業関係者の話として伝えた。 報道によると、プロトンロケットは打ち上げ545秒後に制御用エンジンが故障して、太平洋上空で炎上したという。かつて宇宙開発競争で名を馳せたロシアだが、近年はたびたび打ち上げに失敗している。 露国営放送チャンネル1(Channel One)によると、搭載されていた人工衛星は航空宇宙大手エアバス(Airb