これは、メタルスライム? それとも、「ターミネーター2」のT-1000? ある研究チームが、なんと自力で動く液体金属を開発してしまいました。とはいえ、New Scientistの記事によれば、比較的シンプルなもののようです。 この液体金属は、ガリウム(融点が29.8°Cと非常に低い)と、インジウム、スズをまぜた金属合金です。 アルミ片と一緒に水酸化ナトリウム溶液 (食塩水でも可)の中に一滴ぽとりと落とされると、アルミ片を燃料がわりに、1時間ほど、まるで生きているように自力で動き回ります。 この液体金属の動力源はふたつあります。ひとつは、液体金属が起こす電荷不均衡(プラスとマイナスのバランスがとれていない状態)。これによって液体金属の前後にわずかな圧力差が発生し、圧力の高い方から低い方へと押されていきます。 もうひとつは、アルミ片が水酸化ナトリウムと化学反応を起こして発生する水素のあわ。この
2月28日と3月1日の2日間にわたりニコニコ生放送にて中継された「電王AWAKEに勝てたら100万円!」は、そのタイトル通り、アマチュアが現在最強のコンピュータ将棋ソフトであるAWAKEに挑戦し、勝ったら100万円がもらえるという企画。プロ棋士とコンピュータが雌雄を決する将棋電王戦関連のイベントとして、毎年恒例となっているものだ。 同様の企画は「電王戦大将ソフト開発者、結婚資金100万円を賭けて対決」、「GPS将棋トライアルマッチで300万円放出 ニコ生運営『想定していなかった』」でもお伝えしたとおり、過去にも開催されており、今年で3回目。初年度こそ勝利者が3人出てニコ生運営をあわてさせたが、昨年は全166戦で勝利者はゼロ。今年もコンピュータはさらに強くなっていることが予想され、将棋ファンの間では「もう企画自体が成立しないのではないか」という空気であった。 イベントが盛り上がらなければ本末
エクセルなどの表計算ソフトを使えば見やすい表やグラフを簡単に作ることができますが、そのデータを分析してわかりやすく伝えるというのは全く別の仕事になります。これまでは豊富な知識や経験のある専門家が求められたそのような作業を、必要なデータを与えるだけで自動的に文章にしてくれるというプラットフォームが、Automated Insights(AI)社が開発した「Wordsmith」です。そんな技術を開発したAI社は8000万ドル(約95億円)という額で投資会社に買収され、さらなる成長を伺っています。 Automated Insights - Natural Language Generation and Business Intelligence Reporting http://automatedinsights.com/ データから文章を自動で生成するメリットを解説した以下のムービーを見れば、
目に見えるレベルの大きさの物体をテレポートする新たな方法を開発したと、国立情報学研究所とロシア科学アカデミーの研究チームが6月30日発表した。新たな「もつれ状態」を見つけることで、数千以上という原子のテレポーテーションが可能なことを証明したという。 テレポーテーションは「ある物体(正確には物体の量子状態)を、情報を送信せず、1つの場所から別の場所に送る方法」。既に原子のテレポートには成功しているが、量子力学は微少な世界を司り、大きな物体では量子現象が観測しづらいため、人間など大型の物体のテレポーテーションはほぼ不可能だと考えられている。 テレポーテーションでは「量子もつれ」という量子力学的現象を利用し、離れた場所に量子状態を転送する。だが大きな物体の「もつれ」はできた瞬間に消えるため、テレポートは不可能だと考えられてきた。 研究チームは新たに「ボース・アインシュタイン凝縮体」という物質状態
2015年02月12日08:00 世界の作家や研究者たちが予想する西暦3000年までの未来予測が凄い Tweet 1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/02/11(水) 17:36:03.88 ID:Lu+zPZNl0.net 中には明らかに荒唐無稽なのもあるが、いくつかは実現しそう。ソースは2000年に出版された3000年までの未来予想を集めた本 2001年~2100 ・2020年~2030年頃より、仮想現実マシーンがエンターテイメントの中心になる。完全なる立体映像が流行る。パソコンには香りを再現する装置や接触感覚が伝わる装置がつく。コンサート、スポーツ、旅行なども自宅にいながら疑似体験できるようになる ・オフィスや家庭にロボットがやってくる。当初は警備専用や介護、話し相手などだが、2050年にはほぼ人間とおなじ動きのできるロボットが完成する。運転手、受付、作業現場
いま、さまざまなメディアに取り上げられ、各方面で話題沸騰中の次世代の電動一輪車『ninebot ONE(ナインボット・ワン)』がついにアスキーストアに登場! 次世代電動一輪車 Ninebot ONE(ナインボットワン) 『ninebot ONE(ナインボット・ワン)』は、操縦者の重心移動だけで動きを制御するスマート電動一輪車。持ち運びもできるコンパクトなボディーには16インチタイヤを備えており、道路などを約15km/hまでのスピードでスイスイ走ることができる。バッテリー充電時間は約1~2時間で、約10~15kmの距離を走ることが可能。ただし、公道での乗車・走行は法律違反となってしまうので、乗る際には注意する必要アリ! さまざまな種類の中からお気に入りのカバーを選べ簡単に交換することが可能。また、専用アプリ『Ninedroid APP』との連携により、ライトのカラーや光の流れ/点滅などの光効
バランスボールのような大きな球に乗り、まるで浮いているような乗りもの――。諏訪東京理科大学(茅野市)の星野祐(たすく)教授が、体の重心を前後左右に傾けるだけで、行きたい方向に進める搭乗型ロボット「オムニライド」を開発し、実用化をめざしている。 オムニライドは、「セグウェイ」に代表される1人乗りの次世代型電動自動車(パーソナルモビリティー)の一つ。表面にゴムを張った直径31センチの球の上に、自転車のシートとハンドルを付けただけのシンプルな外観だが、球を回転させる制御技術に肝がある。 秘密は、車体の底部で球を抱え込む、三ツ股の突起だ。球と接する面に、全方向に動く特殊な車輪「オムニホイール」が3組ついていて、車体は球の上に乗ったまま、バランスを取りながら進む。 姿勢が安定するのは、車体に付けたジャイロセンサーのおかげだ。3方向の傾きと、倒れようとする速度を計測し、直立し続けるために必要な動きを計
生半可な未来では太刀打ちできないぞ。 27日、IT企業のDMMがロボットを売る新規事業「DMM.make ROBOTS」発表会に堀江貴文氏が登場。DMMが提唱する、ネットにつながるロボット「スマートロボット」の構想を聞き、「ぶっちゃけ何に使うの?」とばっさり切った。 「スマートフォンが普及したおかげで、安くて高性能なものがコンパクトに作れるようになったが、ぶっちゃけ一般消費者が買って何に使うのかというと、まだ全然見えていない。ここにはロボットが手放せない人がいる、というのがまだない」(堀江氏) テレイグジンスタンスには可能性を感じる とはいえ人型ロボットに未来がないと思っているわけではない。たとえばロボットで自分の分身を作るようなテレイグジスタンス(遠隔臨場感)には可能性があるんじゃないかなあ、と堀江氏。 「ダブルというiPadをちっちゃいセグウェイにつけたようなロボットがある。そんなんた
求職市場は恐ろしいものです。しかし、時の試練に耐えるスキルがあれば、路頭に迷うこともありません。今回は、未来に通用するスキルを見分け、身に付ける方法を伝授します。 市場が求めるスキルにフォーカスする 市場が、現在、未来において、価値あるスキルとは何かを決定します。例えば、現在、ソフトウェア開発者の需要が高く、供給は限られています。それを受けて、起業家たちがGeneral Assembly、Dev Bootcamp、Bitmaker Labsといったスクールを立ちあげ、プログラミングや、テック企業で職を得る方法を教え始めています。これは一時の流行ではありません。雇用主たちは、こうしたスキルを今後何年(おそらく何十年)にもわたって求めるでしょう。未来に通用するスキルとは、(健康、安全、実用性などの面で)必要不可欠なものであり、経済にも重要な変化をもたらすものです。テクノロジー関連のスキルはその
先日、Googleが開発を進めるメガネ型情報端末「Google Glass」の研究チームが秘密の研究所「Google X」から独立することが明らかになり、Google Glassが新たなステージに進んだことが判明しましたが、Googleが支援するとあるスタートアップの特許出願資料から、Google Glassが今後、どのように進化していくのかを暗示する技術が明らかになっています。 United States Patent Application: 0150016777 http://appft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO1&Sect2=HITOFF&d=PG01&p=1&u=%2Fnetahtml%2FPTO%2Fsrchnum.html&r=1&f=G&l=50&s1=%2220150016777%22.PGNR.&OS=DN/20150
【サイボウズ式編集部より】 この「ブロガーズ・コラム」は、著名ブロガーをサイボウズ外部から招いて、チームワークに関するコラムを執筆いただいています。今回はファーレンハイトさんが考える「先を見通して先手が打てる人の考え方」についてです。 仕事ができる人は先回りができる人が多い。 個々のタスク、かかわっているプロジェクト、会社の動向などスケールの違いはあれど、先手を打ちにかかる。断片的な情報をもとに巧妙に「こうなるのでは?」と予想して、活路を見いだしているように見える。そして死路に向かわないように手を打っていく。 逆に仕事ができない人は後手後手になって、対処療法に走りがち。とっちらかった状況になって、賢明に目の前のことを全力で頑張っているのに、その苦労が報われなかったりして、精神的に摩耗してしまったりする。 この違いはどこにあるのだろうか? 生まれつきの頭の良さだろうか? いや、俺が見てきたな
全349社、すべて実名! 10年後「大きくなっている会社」「小さくなっている会社」 トヨタ 三菱商事 みずほ銀行 野村證券 日本生命 朝日新聞ほか 働く人も、株をやる人も、就活生も必読 強いのはデンソー、ファナック、JR東日本。キッコーマン、良品計画、オリンパスも好評価。東芝と日立は差が明確に。死滅しそうな業界はどこか—。たった10年で、「業界地図」は様変わりする。 グーグルがトヨタのライバル 「多くの日本人経営者は、未来を予測するのは不可能だと訳知り顔で語り、目先のことばかりに執着した経営を行っています。しかし、先を見通せないというのは言い訳でしかない。世界のトップ企業では、経営陣が生き残りのために必死で未来のシナリオ分析に力を注いでいるのが実情です。 これからはあらゆる業界が劇的な変化に襲われる。いますぐにでも先に向けて一歩を踏み出さなければ、多くの日本企業が小さく萎んでいく悪夢の道を
グーグルが翻訳アプリをアップデートすると発表しました。このアップデートは自動的に話される言葉を認識しテキストにするシステムを含んでいます。つまり、翻訳アプリはもう会話を通訳できるのです。 遅延なしのコミュニケーションが可能に 2013年の7月グーグルは、遅延なしで「ほぼ完璧に近い」翻訳を届けることが近いうちに出来るだろう、と発表しましたが、今回のアップデートは、話者の言葉がメジャーな言語であれば、それを認識し自動的にテキストにしてくれるものです。 グーグルは、アンドロイド携帯を持つユーザーだけで1億ダウンロードされることを見込んでいます。毎月5億人がGoogleウェブページの翻訳機能を利用し、そのうちの80~90%が10個の主要言語に集約されるため、10個の言語に対応しているだけでも、大多数の人間にとって役に立つでしょう。 マイクロソフトもSkypeでリリース 一方で先月、マイクロソフトも
あけましておめでとうございます。Preferred Infrastructureの海野と申します。このところ人工知能という言葉をよく聞くようになりました。名だたるIT関連企業が、こぞって人工知能をビジネス化しようとしているという印象をうけます。こうした背景には何があるのでしょうか。そして、本当に近い将来に人工知能による大きなビジネスが花開くのでしょうか。本稿では、ここ数年の技術開発のトレンドの変遷を通して、人工知能ビジネスの動向を探ります。 人工知能のこれまで 「人工知能」という言葉に対して、どのような印象を受けるでしょうか。人間と共存し、言葉をしゃべり、自分で思考するロボットのようなイメージを持つ方は少なくないと思います。もちろんこうした人工知能を見たことがないように、現状ではこうした人工知能はありません。このような汎用的な知能をもつ人工知能は「強いAI」とよばれ、より具体的な部分問題を
KADOKAWAとの経営統合による新会社の設立や、スマホ用ライブ配信サービス『nicocas(ニコキャス)』をリリースからわずか3日で終了・出直し発表するなど、2014年もWeb業界にさまざまな話題を振りまいてきたドワンゴ。 その中の一つとして、11月末に発表した『ドワンゴ人工知能研究所』の設立がある。 人工知能(AI)は、GoogleやEvernoteといったアメリカの先進企業が研究開発を進める一方(参照記事)、テスラモーターズのイーロン・マスク氏や理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士が「いずれ人類に対する脅威になる」と話すなど、その扱い方に賛否両論が巻き起こっている。 その渦中において、ドワンゴはなぜ自社内に研究所を発足させる決断を下したのか。 代表取締役会長の川上量生氏に真相を直撃したところ、「この程度の規模の研究所で何か革新的な成果を生み出せるとは思っていない」と語る。それで
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