不調と騒がれながらも、気づけば今季も既に10得点を決めている岡崎慎司。ブンデスリーガの得点ランキング上位に彼の名前があることは、もはや見慣れた光景となった。 3月17日夕方。マインツの練習場は活気にあふれていた。 2月17日に監督が交代し、U-23チームを指揮していたシュミット氏が就任後、上位チーム相手に2勝1分1敗。14位だった順位も11位まで上昇している。そんなチームのなかで、注目を集めているのがエース岡崎慎司だ。街中に設置された仮設ファンショップでも、一番目立つところに岡崎のゲームシャツが飾られていた。 3月7日のボルシアMG戦で10試合ぶりとなる同点ゴールを決めると、3月14日のアウクスブルク戦では先制弾をマーク。これで今季10得点目。昨季に続く二桁得点となった。 そんな岡崎はミニゲームでも、難しいパスをうまくコントロールしてゴールへ蹴り込むなど、ひと目でコンディションの良さが伝わ
![岡崎慎司がまくしたてた濃密な15分。端々に滲む、日本サッカーへの愛。(寺野典子)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b02744c2d9152a30aab9b4d16f0c2195cda321ed/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2F1%2F-%2Fimg_b17d8c98ba20018f384e3f0be39f1fdd340467.jpg)