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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (171)

  • カギムシが粘液を網のように噴射する方法を解明

    触角のすぐ下には対になった粘液の分泌腺があり、そこからベトベトした乳白色の粘液が勢いよく飛び出す。粘液は網のように獲物を覆い、相手の身動きが取れなくなったところで捕する。(解説は英語です) イモムシに似た無脊椎動物のカギムシは、長い触角とマンガのような顔つきが特長だが、それでなくてもかなり変わった生き物だ。カギムシの「Horseshoe Crabs and Velvet Worms」を執筆したリチャード・フォーティ氏は、「体全体が輪を長く連ねたような形をしており、どこかミシュランタイヤのマスコット人形を思わせます」と説明する。 太古の昔から地球上に存在し、粘液(スライム)をジェット噴射させて獲物を捕らえるという珍しい能力を持つ。 触角のすぐ下には対になった粘液の分泌腺があり、そこからベトベトした乳白色の粘液が勢いよく飛び出す。粘液は網のように獲物を覆い、相手の身動きが取れなくなったとこ

    カギムシが粘液を網のように噴射する方法を解明
    kana321
    kana321 2015/03/21
    原始的な生物の高度なテクニックとは
  • ペットとして人気の吸血鬼カニ、新種と判明

    新種と判明したバンパイアクラブの1種Geosesarma dennerleは、紫色のハサミが自慢。(Photograph by Chris Lukhapu) 鮮やかな黄色い目を持つことからその名が付いたとされる淡水性のカニ「バンパイアクラブ」。以前からペットとして人気を博しているこのカニの仲間には、どこで採取されたのかがあやふやなものも存在していた。 ところがこのほど東南アジアで実施された調査によって、特に需要の大きい2種が新種であることが判明、学名Geosesarma dennerleとGeosesarma hagenと名付けられた。これらのカニは、インドネシア・ジャワ島のそれぞれ別の渓谷から発見された。 「今回のカニはある意味特殊なケースです。10年も前からペット市場に出回っていましたが、どこから来た種なのかがわかっていなかったのです」と、ドイツのアクアリスト(水槽での生物飼育の専門家

    ペットとして人気の吸血鬼カニ、新種と判明
  • 第6回 遺伝子の大博物学時代がやって来た

    清水さんは、今、実験室から野に出ようと呼びかける。 また、過去の観察の巨人の著作を読むことで見いだされるものの大事さを訴えもする。 それぞれ、清水さんは実践していることで、具体例を挙げることで稿を終えたい。 野外での研究。進化にかかわる研究はすでに述べたけれど、もっと生態学寄りの研究も進行中だ。特に、フェノロジー(生物季節学)に関するものが分かりやすい。 植物の一生で最も美しく、人の目を楽しませてくれる「開花」にまつわる研究。そこに最新の分子生物学を持ち込むとどうなるか。 「モデル生物の植物って安定した環境の栽培庫で育てられていたりしますが、野生ではどうなのか。京都大学生態学研究所の工藤研究室との共同研究で、兵庫県に自生しているハクサンハタザオという種(清水さんの思い入れの強いミヤマハタザオの親にあたる種)の何個体かを決めて、1時間ごとの気温情報をデータロガーで記録しつつ、週に1回葉もサ

    第6回 遺伝子の大博物学時代がやって来た
  • 南極のタコの血は青くて濃い、予想を裏切る新発見

    南極海に生息するマダコ科の一種(Pareledone charcoti)。タコの血液には銅を含むヘモシアニンという酸素運搬タンパク質が存在しているため、青色を帯びている。(Photograph by Tomas Lundalv) 一説には白い肌に静脈が青く浮き出ている様子にちなみ、高貴な生まれの人を「青い血(blue blood)」と表現することがあるが、タコの血管を流れる血液は赤ではなく当に青い。 タコの血液が青いのは、銅を含むヘモシアニンというタンパク質が酸素を運搬しているからだ。ヘモシアニンは来透明だが、エラから取り入れた酸素と結びつくと青色になる。一方、ヒトの血液が赤いのは、肺から取り入れた酸素を全身に運搬するヘモグロビンというタンパク質が鉄を含んでいるからだ。 ヘモグロビンもヘモシアニンも、酸素を必要とする組織のところで運んできた酸素を切り離すことで、全身に酸素を行き渡らせて

    南極のタコの血は青くて濃い、予想を裏切る新発見
    kana321
    kana321 2015/03/18
    赤、青、緑、透明…生きものの血の色はなぜ異なるのか
  • 「イスラム国」が破壊した文化遺産

    ユネスコの世界遺産にも登録されているイラク北部の古代都市ハトラ。当局によると、最近、イスラム国の戦闘員たちに破壊されたという。(PHOTOGRAPH BY LYNN ABERCROMBIE) 「文明のゆりかご」とも呼ばれる文明発祥の地、中東のイラクやシリアで、過激派組織「イスラム国(IS=Islamic State)」の戦闘員たちが遺跡の略奪や破壊を繰り返している。 2月の終わり、イスラム国はイラク北部のモスル博物館に収蔵される数千年前の彫像を倒し、粉々にする映像を公開した。イラク政府は先日、数千年の歴史がある古代都市の遺跡をイスラム国の戦闘員に破壊されたと発表した。その中には古代アッシリアの3都市ほか、ユネスコ世界遺産に登録されている古代ローマの主要都市ハトラが含まれている。 一方、シリアは内戦によって荒廃し、20万近くの命が奪われ、何百万もの人々が家を失っている。イスラム国はシリア支配

    「イスラム国」が破壊した文化遺産
    kana321
    kana321 2015/03/17
    破壊活動を誇示するも、被害の全容解明は困難
  • 大人気の自撮りアイドル、クアッカワラビーって?

    “Quokka Selfies” – Meet the World’s happiest Animal on Instagram! http://t.co/Fxzy2TNRWX pic.twitter.com/IcU9dBTB55 — Diana Martini (@noveltydesign) 2015, 3月 6 ※画像が表示されるまで時間がかかることがあります。 つぶらな瞳にネズミのような尾、ぬいぐるみのような体、そしてにっこりと笑っているかのような顔がたまらない。オーストラリアのクアッカワラビーは、つい最近まで国外ではほとんど知られていなかった。 ところが今、そのモフモフの小さな生きものと一緒に自撮りした人々の写真がインターネットを飛び交い話題を集めている。一体クアッカワラビーとは何なのか? 始終笑っているようなその顔から、数年前には「世界一幸せな動物」と言うニックネームまで与えら

    大人気の自撮りアイドル、クアッカワラビーって?
    kana321
    kana321 2015/03/17
    いたずらっ子のような笑顔がたまらない“世界一幸せな動物”
  • 南極のタコの血は青くて濃い、予想を裏切る新発見

    南極海に生息するマダコ科の一種(Pareledone charcoti)。タコの血液には銅を含むヘモシアニンという酸素運搬タンパク質が存在しているため、青色を帯びている。(Photograph by Tomas Lundalv) 一説には白い肌に静脈が青く浮き出ている様子にちなみ、高貴な生まれの人を「青い血(blue blood)」と表現することがあるが、タコの血管を流れる血液は赤ではなく当に青い。 タコの血液が青いのは、銅を含むヘモシアニンというタンパク質が酸素を運搬しているからだ。ヘモシアニンは来透明だが、エラから取り入れた酸素と結びつくと青色になる。一方、ヒトの血液が赤いのは、肺から取り入れた酸素を全身に運搬するヘモグロビンというタンパク質が鉄を含んでいるからだ。 ヘモグロビンもヘモシアニンも、酸素を必要とする組織のところで運んできた酸素を切り離すことで、全身に酸素を行き渡らせて

    南極のタコの血は青くて濃い、予想を裏切る新発見
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    kana321 2015/03/17
    赤、青、緑、透明…生きものの血の色はなぜ異なるのか
  • カタツムリの「恋の矢」が相手の寿命短縮、東北大

    カタツムリが交尾の際に突き刺す鋭い矢「ラブダート(Love dart)」が、交尾相手の生殖能力を低下させ、寿命を縮める可能性があることが、東北大学の生物学者、木村一貴氏らの研究で明らかになった。3月10日付の『Proceedings of the Royal Society B.』誌に発表された。 カタツムリには、雌雄同体のグループと雌雄異体のグループがある。そのうちラブダートを突き刺すのは、雌雄同体のカタツムリの一部。ダートはカルシウムでできていて、カタツムリが相手の体にこれを刺すと、ダート表面に塗布された特殊な分泌液が送り込まれ、卵子を受精させるのを手助けする。 複数のパートナーと何度も交尾する習性を持つカタツムリにとって、とても役に立つ道具だ。ところが今回の研究では、交尾に欠かせないこのダートが、相手の生殖能力を低下させ、寿命を縮めてしまうことが明らかになった。 利己的な「恋の矢」

    カタツムリの「恋の矢」が相手の寿命短縮、東北大
    kana321
    kana321 2015/03/16
    子孫を残してくれるパートナーを傷つけるのはなぜ?
  • 今週の宇宙画像:アフリカの黄砂ほか

    NASAの地球観測衛星テラが撮影した、北アフリカの海岸の上空を舞う砂埃。この砂はセネガル、モーリタニア、ガンビアから飛んできたもので、砂埃の密度からすると、舞い上げられてからあまり時間が経っていないようだ。これから徐々に広がりながら大西洋のかなたへと旅立っていく。沖合には、カーボベルデ諸島が見えている(画面左)。 ターゲットロックオン! NASAの火星探査機「オポチュニティ」の危険回避カメラが撮影した画像。中央の平らな面のある岩が、オポチュニティの次なる調査対象だ。画面左には、ロボットアームの影も写っている。オポチュニティは、予定されていた期限をはるかに過ぎた今も活動を続けている。2004年1月に火星に到着した同探査機は、もともとはわずか90日間で運用を終えることになっていた。 冷却と加熱のあいだ PHOTOGRAPH BY CHANDRA X-RAY OBSERVATORY: X-RAY

    今週の宇宙画像:アフリカの黄砂ほか
  • 【研究室】研究室に行ってみた。チューリッヒ大学 進化生態ゲノミクス 清水健太郎

    スイスのとある山村で、極めて珍しいことに20世紀になってから誕生した新種の植物が見つかった。たかだか100年でどのように新種が生まれ、そして生き残るのか。フィールドでの観察からゲノム解読まで、さまざまな手法を駆使して進化の謎に挑むスイス・チューリッヒ大学の清水健太郎さんの研究室に行ってみた!(文・写真=川端裕人)

    【研究室】研究室に行ってみた。チューリッヒ大学 進化生態ゲノミクス 清水健太郎
  • 第5回 今、生物学は大きく変わろうとしている | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    スイスのとある山村で、極めて珍しいことに20世紀になってから誕生した新種の植物が見つかった。たかだか100年でどのように新種が生まれ、そして生き残るのか。フィールドでの観察からゲノム解読まで、さまざまな手法を駆使して進化の謎に挑むスイス・チューリッヒ大学の清水健太郎さんの研究室に行ってみた!(文・写真=川端裕人) 「生物の遺伝子は、多くても数万個くらい。それらをどうやりくりして何百万種もの多様な生き物が生まれてきたのか知りたい。いつも、そういう思いが心の中にあります」と清水さんは究極の目標を口にする。 地球上の生き物が持っている遺伝子は、バクテリアなら数千個。ヒトだろうが、他の動物だろうが、植物だろうが、真核生物では2万個程度で変わらない。ありとあらゆる生き物を貫く共通性と、そこから導かれる多様性。それを理解しようと思ったら、古くからの枠組に留まっていられない。今、生物学は大きく変わろうと

    第5回 今、生物学は大きく変わろうとしている | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 土星の衛星エンケラドスに生命の新たな可能性

    土星探査機カッシーニから撮影したエンケラドス。手前には縞模様を描く地表が見える。奥には、氷から立ち上る水蒸気も。水蒸気は内部海から発生していると考えられ、この星が生命の存在に適した環境であることが示唆される。(PHOTOGRAPH BY CASSINI IMAGING TEAM, SSI, JPL, ESA, NASA) 土星の衛星エンケラドスには、地球外生命が存在してもおかしくないと考えられてきたが、その説を後押しする新たな発見が、3月12日付『Nature』誌に発表された。 米コロラド大学のシャンウェン・スーほか東京大やJAMSTECらの研究チームが投稿したこの論文は、エンケラドス表面の分厚い氷の下にある「内部海」から噴出する微粒子について報告している。フランス・ナント大学のガブリエル・トビーは、同論文の付随論評において、その粒子の化学的性質は、「地球で最初の生命体が誕生した場所」とよ

    土星の衛星エンケラドスに生命の新たな可能性
    kana321
    kana321 2015/03/14
    氷の下の海底は地球の海底熱水噴出孔と似た環境か
  • 第4回 芦生研究林-大学の森で考える

    前回まででお話したような偶然の波に乗りつつ研究を続けてきた僕だったが、2014年5月に京都大学に流れ着くことになった。国内の大学ではダントツの自由さと破天荒さを持つこの大学の居心地はすばらしい。そして僕は、置かれた状況が変わったことをきっかけにして新たな着想を得て、新たなことを学び、研究を深めていきたいと思っている。 京都大学では、京都府北部にある芦生研究林という施設の管理・運営を担当することになった。研究林、または演習林という施設は大学所有の山林であり、林業や森林生態系にまつわる研究や教育を行う場所である。芦生研究林がつくられて、もうすぐ丸一世紀が経とうとしている。ここは戦前の京都帝国大学時代から続く施設なのである。もともとこの施設は「財産林」として大学が管理することになったもの。財産林の役割は、たとえば冬場に大学の暖房のための薪や木炭を供給したり、木を伐って売ることで現金収入を得たり。

    第4回 芦生研究林-大学の森で考える
  • 第4回 21世紀の生物学を支える「次世代シークエンサー」とは

    チューリッヒ大学の進化生物学・環境学研究所の清水健太郎教授は、ぼくにとっては、まず、今この瞬間に種分化し「進化」している新種植物の研究者として現れた。そして、その研究によって、ある種の進化のメカニズムや、生き物が環境に応じて生き方を変える仕方を、遺伝子レベルで解明できると知った。 進化や環境変化への応答など、とても巨視的に思える現象が、細かく見れば分子レベルの現象としても見えてくる。単に、細かい仕組みを解明するというよりも、生物学の様々な階層、生物群集や個体群や個体や細胞やゲノムといったスケールの違うものの間を、縦横無尽、いや上下無尽・天地無用、スケールフリーに往来する。そんな印象だ。 そして、そういったまさに、「階層を行き来する」研究を支えるのが最新の分子生物学的手法だ。DNAやRNAの配列を高速で読むことができる次世代シークエンサー(NGS)は、この連載でも何度か出てきたし、科学ニュー

    第4回 21世紀の生物学を支える「次世代シークエンサー」とは
  • カメレオンの七変化、秘密は皮膚の小さな結晶

    マダガスカルで撮影されたオスのパンサーカメレオン(学名:Furcifer pardalis)。(Photograph by Michel C. Milinkovitch, www.lanevol.org) カメレオンの皮膚にはとても小さな結晶を含んだ細胞の層があり、この細胞の伸縮によって体の色を変化させていることがわかった。スイス、ジュネーブ大学の研究チームが、10日付け英科学誌『ネイチャー・コミュニケーションズ』に発表した。 研究チームが調べたのは、パンサーカメレオン(学名:Furcifer pardalis)の皮膚構造。このカメレオンの皮膚には、微小結晶入りの細胞でできた2つの層があるという。 2つの層を作っている細胞は虹色素胞といい、このうち体表に近い1層目が完全に発達しているのはオスの成体だけだ。色とりどりの体をメスに見せてアピールするためである。カメレオンがリラックスしている時、

    カメレオンの七変化、秘密は皮膚の小さな結晶
    kana321
    kana321 2015/03/13
    細胞に組み込まれた結晶を駆使し、求愛や体温調節も
  • 車並みの超巨大淡水エイを捕獲、世界記録か

    なんと妊娠していた超巨大淡水エイ。(Photograph by Ocean Mysteries with Jeff Corwin, Litton Entertainment) タイのメコン川で調査をしている科学者が「巨大な」発見をした。淡水魚の世界記録レベルの巨大淡水エイが捕獲されたのだ。場所はバンコクから1時間ほどにあるアンパワーという地区の水深20メートル地点である。 計量を手伝ったチュラロンコーン大学の教授で獣医師のナンタリカ・チャンスー氏によれば、そのエイ(学名:Himantura polylepis または H. chaophraya)は、幅2.4メートル、体長4.3メートル、体重は318キロから363キロと推定された。体重が推定値なのは「あまりに大きく、そして、扱いにくかったため、傷つけずに計量できなかった」せいだとナショナル ジオグラフィックのフェローでネバダ大学教授のゼブ・

    車並みの超巨大淡水エイを捕獲、世界記録か
    kana321
    kana321 2015/03/13
    幅2.4メートル、体長4.3メートル、しかも妊娠中
  • 時速420万キロ、宇宙最速の星を発見

    連星の一方が超新星爆発を起こした際、もう一方が高速で弾き飛ばされる様子(CG)。(NASA, ESA, and P. Ruiz Lapuente (University of Barcelona); Cut and colored by S. Geier)※動画が見られない場合はブラウザを変更してみてください。 ある星がいま時速420万キロという超高速度で天の川銀河を脱出しようとしている。3月5日、科学誌「サイエンス」に発表された最新の研究成果によると、これまで見つかった星の中では最高の移動速度だという。 超高速度星はこれまでにも発見されているが、その多くは天の川銀河の中心にあるブラックホールの巨大な重力に弾かれるように、銀河の外に向かって投げ飛ばされたとされる。一方、今回観測対象となった星「US 708」はそうではないようだ。高速軌道に乗ったきっかけは、星の爆発の一種である「Ia(いちエ

    時速420万キロ、宇宙最速の星を発見
  • 【動画】電光石火、カニを奇襲するタコ

    オーストラリア西部、ヤリンガップのビーチで、カニにいきなり襲いかかるタコの姿が映像に収められた。撮影したのは一般女性のポルシェ・インドリジさん。彼女の目の前で、突然小さなタコが潮だまりから勢い良く飛び出し、無防備なカニを急襲したのだ。 そこで米ウッズホール海洋生物学研究所のロジャー・ハンロン氏に、タコの意外な生態、狩猟テクニックについて聞いた。 ――タコはみな肉ですか? どうやって獲物を殺すのでしょう。 浅瀬にすむタコはすべて肉です。好物はカニやイガイの仲間。獲物に覆いかぶさり噛みついて、神経毒を注入します。 ――こうして陸に上がることはタコにとっては危険な行為なのでしょうか。 エラが湿っている間は水の外でも1~2分なら問題ありません。乾いてザラザラしたところを移動すると吸盤が傷つきますが、この潮だまりのように湿った場所なら大丈夫。もしかしたら、近くにカモメのような天敵がいたから、こん

    【動画】電光石火、カニを奇襲するタコ
    kana321
    kana321 2015/03/12
    潮だまりからの襲撃はタコの常套手段だった
  • 大富豪はどうやって戦艦「武蔵」を発見したか

    米マイクロソフト社の共同創業者である大富豪ポール・アレン氏率いる探査チームが、フィリピンの海で水深1000メートルの海底に沈んでいた戦艦武蔵を発見した。 武蔵と言えば、姉妹艦大和とともに当時としては世界最大の戦艦。しかし1944年10月24日、レイテ沖海戦で連合国軍との戦いに敗れて沈没、乗組員2399人のうち半数近くが命を落とした。この戦いは、第2次世界大戦中最大の海戦とされている。 アレン氏らはどうやって武蔵の発見に至ったのか。 実は、捜索海域を絞り込む作業が始まったのは8年以上前のこと。探査チームが主な資料を当たったところ、シブヤン海の沈没位置には4カ所の候補があった。日と米海軍それぞれの発表地点、乗組員救助に当たった日の駆逐艦に残されていた記録、そして日人の生存者が描いた地図である。探査チームはそれらの証言を基にさらに膨大な資料を集め、捜索エリアを1200平方キロほどの範囲に絞

    大富豪はどうやって戦艦「武蔵」を発見したか
    kana321
    kana321 2015/03/12
    太平洋に沈んだ巨艦発見を導いたのは、丹念な海域絞り込みと「ヤギ」だった
  • Webナショジオ | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト

    2016年5月13日、米国ナショナル ジオグラフィック協会は2016年のエマージング・エクスプローラー(Emerging Explorer)13人を発表。2015年に「日のエクスプローラー」として誌にご登場いただき、現在もWebサイトで「新たなピラミッド像を追って」を連載中のエジプト考古学者、河江肖剰さんが選出されました。 ナショジオ協会のエマージング・エクスプローラー・プログラムは、先進的なビジョンをもった気鋭の研究者や保護活動家などを支援する取り組み。それぞれ賞金1万ドルが贈られ、さらに探査、調査が支援される予定です。 ◆2016年のエマージング・エクスプローラーは以下の通り。 アーシャ・デ・ボス : 海洋生物学者(スリランカ) マーリナ・エリオット : 生物人類学者(カナダ) 高煜芳(Gao Yufang) : 自然保護活動家(中国) パヌト・ハディシスオヨ : 自然保護活動家(