2015年1月末の社内勉強会にて
スマートフォンを使って自由にカメラのシャッターを切ることができるツールの「Triggertrap Ada」は、クラウドファンディングサイトKickstarterで目標金額の約6倍の資金を集めることに成功したのですが、結果的に製品化を実現できず集まった資金を出資者に返還することになり、プロジェクトは大失敗に終わりました。なぜ、圧倒的な支持を集めたにもかかわらずプロジェクトは失敗したのか、どうすればプロジェクトを成功させられるのかについて、Triggertrapのハジェ・ジャン・キャンプス代表が、プロジェクト失敗から学んだ教訓としてまとめています。そこにはKickstarterでプロジェクトを立ち上げる人も出資をする人も、知っておくべき教訓の数々が明らかにされています。 How a half-million dollar Kickstarter project can crash and bu
Slackの成長が世間を賑わせている。2014年2月にリリースされたSlackは既に毎日のアクティブユーザーが500,000名を超え推定評価額はリリース後一年たたずにして10億ドルにも達した。 ここまで急成長した秘訣にはいくつかの要因が考えられるが、その中でもリーンスタートアップ的なプロダクト開発を行ったことが挙げられる。リーンスタートアップとは最低限のコストと短いサイクルで仮説の構築と検証を繰り返しながら市場やユーザーのニーズを探り当てていく方法論。S Slackはリリース後、常にユーザーからのフィードバックを中心に置いてサービスを改良しつづけサービスが提供する真の価値を見極めて特定の機能のみにフォーカスして実装していくことで加速度的にユーザー数を増やしていった。 本記事ではSlackの誕生、プレビュー版公開、一般公開の3つのフェーズに分けて、Slackがどのような施策を行いユーザー数を
Google では、本日、「 インターネットの日本経済への貢献に関する調査分析 」を発表しました。本調査では、ビジネスの種類や産業に関わらず、インターネットが日本経済全体にどのように貢献しているかを広く検討しています。 今回の調査では、特にスマートフォンの台頭から生まれたビジネス領域を新しく「アプリ経済」 (App Economy) と定義し、同領域の日本経済への貢献について詳しく分析しました。主な結果は下記のとおりです。 2013 年度における日本のアプリ経済の市場規模は約 8,200 億円。2014 年時点で 56.5 万人分の雇用を生み出している。2011 ~ 2013 年度にかけて、年平均成長率 90% という高い数値を示した。 さらに、 2011 年に発表したインターネット GDP は、狭義のインターネット産業の経済貢献を数値化したものでしたが、当時 19.2 兆円だったインター
旧ラクマ サービス終了のお知らせ 「旧ラクマ」のサービスは、2019年7月1日(月)をもって終了いたしました。 今後は、同じく楽天のフリマアプリである「ラクマ(旧フリル)」をご利用ください。
最近の開発って宗教っぽくない? 今のプログラム開発の現場を見て「コンピュータの動作原理を知らない人が作っている」と感じているという。川上氏は、CPUや帯域などの理論から検証するが、今のエンジニアは、実験で計測して原理まで遡らない。川上氏はこれを「宗教的」とコメントした。 アジャイルとか、スクラムとかいろんな方法がありますよね。もちろん方法的には効果があるんでしょうが、ちょっと宗教っぽいなあと。どこが宗教っぽいかというと、宗教の人って、批判すると怒り出すんです(笑)。 自分が考えたり、おこなった結果よりも、誰かがやった結果に頼るエンジニアが増えていると警告する川上氏。最近会った人から得たという、半導体業界の話を披露した。 半導体って過去40年間のムーアの法則で進歩してきた。それで何か生み出したかという問の答えが「膨大な数の二流のエンジニア」なんだそうです。すぐれた回路設計や性能に注入するより
今日はシリーズCのファイナンスとして43億円の資金調達が完了したリリースを出しました。企業としてはもう一段上のステージを目指そうと思います。このブログを更新することはもう滅多になくなりますので、これまで何を考えてやってきたかを改めてまとめておくことにしました。 外貨を稼ぐロールモデルを作る 2010年頃から「外貨を稼げなければ日本の企業は未来がない」と考えるようになっていました。日本の人口は減少を続けていて、国内の産業が縮小していくのは確実だからです。一方で、企業としては短期的に見れば国内にリソースを集中したほうが効率的ですし、東京の出来上がってるエコシステムに乗っかったほうが成功確率は高いのは間違いないです。 経営判断としてはそれが『正解』であること、経営者としてそれを求められていることも本当はよく理解していました。 ただ、同じレールに乗ればこれまでと同じ場所に辿り着くのは見えていたから
Ansileシンプルで好きで使ってますが、たまにパフォーマンスが気になってました。 つい先日Ansibleの公式ブログにパフォーマンスチューニングのtipsが書かれてたので自分が知らなかったところを中心に紹介します。 常識的なものも多いかもですがご容赦ください。 パッケージインストールを効率化する yumとかでパッケージインストールとかするならローカルのMirrorレポジトリを使おう。 reposyncとか使うと簡単にMirrorが作れて良い。 複数パッケージのインストールはwith_itemsを使って一つのトランザクションにしよう。 forksで並列度を設定する 同時にAnsibleのタスクが走るのはforksで決まる。 デフォルトは5だけど保守的なので増やした方が良い。50とかでも良いし、500以上にしてるケースもある。 Ansible1.3からはどんなに増やしても設定対象ノード数を超
フリマアプリの「メルカリ」は、日本のテック業界ではまだ数少ない連続起業家である山田進太郎氏が立ち上げたスタートアップ企業だ。2013年7月にサービスをローンチして2014年5月にはテレビCMを開始。一気に認知度を上げ、ローンチからわずか1年半の2015年2月時点で1000万ダウンロードを達成し、いまだ急成長を続けている。 2014年3月に14億5000万円、10月には総額23億6000万円もの大型の資金調達を実施し日本のスタートアップ業界の急成長株だ。日本でのマネタイズも早々に、すでにアメリカ進出を開始し、すでに1日の出品数は1万品を超え順調なすべりだしだという。 日本のスタートアップ企業の中から1つでもアメリカ市場でホームランが出てくれば、「日本のスタートアップ企業でも世界で戦える」という成功事例のシグナルとなり、後続企業が出てくるのではないか。大リーグで言えば野茂英雄が、その後に大リー
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)およびSony Network Entertainment International(SNEI)は1月28日(米国時間)、現在19カ国で提供しているクラウドベースの定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」を3月29日に終了すると発表した。 ほとんどの提供地域のMusic Unlimitedユーザーは、今春41カ国で立ち上げる新たな音楽サービス「PlayStation Music」に移行できる。 ただし、現時点ではこの41カ国に日本は含まれず、「詳細は準備ができた段階で追って発表する」となっている。 PlayStation Musicは、スウェーデンの音楽配信サービスSpotifyとの提携によるもので、日本ではまだサービスを提供していない。 Spotifyは欧米を中心に約60カ国でサービスを展開しており、2014年には米国に次
第9回ユーザに向けたWeb(公開版:キーパーソンが見るWeb業界) 対談アレンジ:株式会社技術評論社 馮 富久 2009-12-01
全349社、すべて実名! 10年後「大きくなっている会社」「小さくなっている会社」 トヨタ 三菱商事 みずほ銀行 野村證券 日本生命 朝日新聞ほか 働く人も、株をやる人も、就活生も必読 強いのはデンソー、ファナック、JR東日本。キッコーマン、良品計画、オリンパスも好評価。東芝と日立は差が明確に。死滅しそうな業界はどこか—。たった10年で、「業界地図」は様変わりする。 グーグルがトヨタのライバル 「多くの日本人経営者は、未来を予測するのは不可能だと訳知り顔で語り、目先のことばかりに執着した経営を行っています。しかし、先を見通せないというのは言い訳でしかない。世界のトップ企業では、経営陣が生き残りのために必死で未来のシナリオ分析に力を注いでいるのが実情です。 これからはあらゆる業界が劇的な変化に襲われる。いますぐにでも先に向けて一歩を踏み出さなければ、多くの日本企業が小さく萎んでいく悪夢の道を
成長している企業はどんな戦略で採用に取り組んでいるのか――。12月に京都で開催された「IVS 2014 Fall」で、「成長企業の採用力」というテーマのパネルディスカッションが行われました。登壇したスマートニュース代表取締役会長共同CEOの鈴木健さんは、「レアルマドリード」と「Google」をモデルにした採用を実践していると言います。以下、鈴木さんの主な発言をまとめました。 メディアではなくエンジニアの会社 スマートニュースは2012年6月、僕と共同創業者の浜本(階生)の2人で始めた会社です。ネット上にあふれる膨大な情報の中から、本当に良質なコンテンツだけをアルゴリズムの力を使って抽出して、たくさんの人に届けることをミッションにしています。 どんな考え方でサービスを運営しているか。1つ言えるのは、「コンテンツを愛しています」ということです。僕自身も、『なめらかな社会とその敵』という本を書い
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