「今日の夕飯、何を作ろうか……?」と悩む自炊派や、「夕食なんでもいいよ」と言って奥さんに怒られている“お父さん”に朗報だ。コンピュータが料理のレシピを教えてくれる時代は、すぐそこに来ているかもしれない。 人間の話し言葉を分析し、データを蓄積することで自ら“学習”するスーパーコンピュータシステム「Watson」。この開発を手がけるIBMは、Watsonを活用した料理のサポートアプリケーション「Chef Watson」を開発。この英知を料理に活用する動きを進めているのだ。 Chef Watsonは膨大な料理のレシピデータを基に、ユーザーが提示する材料やイベント(ランチ、冬、クリスマスなど)といった条件に合ったレシピを提示してくれる。どの食材の組み合わせが良いかを分析し、未知の組み合わせと味わいを提案するという。 このChef Watsonと一流シェフがタッグを組んだらどんな料理ができあがるのか