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Unreadとenvironmentに関するkana321のブックマーク (13)

  • 第6回 遺伝子の大博物学時代がやって来た

    清水さんは、今、実験室から野に出ようと呼びかける。 また、過去の観察の巨人の著作を読むことで見いだされるものの大事さを訴えもする。 それぞれ、清水さんは実践していることで、具体例を挙げることで稿を終えたい。 野外での研究。進化にかかわる研究はすでに述べたけれど、もっと生態学寄りの研究も進行中だ。特に、フェノロジー(生物季節学)に関するものが分かりやすい。 植物の一生で最も美しく、人の目を楽しませてくれる「開花」にまつわる研究。そこに最新の分子生物学を持ち込むとどうなるか。 「モデル生物の植物って安定した環境の栽培庫で育てられていたりしますが、野生ではどうなのか。京都大学生態学研究所の工藤研究室との共同研究で、兵庫県に自生しているハクサンハタザオという種(清水さんの思い入れの強いミヤマハタザオの親にあたる種)の何個体かを決めて、1時間ごとの気温情報をデータロガーで記録しつつ、週に1回葉もサ

    第6回 遺伝子の大博物学時代がやって来た
  • 大人気の自撮りアイドル、クアッカワラビーって?

    “Quokka Selfies” – Meet the World’s happiest Animal on Instagram! http://t.co/Fxzy2TNRWX pic.twitter.com/IcU9dBTB55 — Diana Martini (@noveltydesign) 2015, 3月 6 ※画像が表示されるまで時間がかかることがあります。 つぶらな瞳にネズミのような尾、ぬいぐるみのような体、そしてにっこりと笑っているかのような顔がたまらない。オーストラリアのクアッカワラビーは、つい最近まで国外ではほとんど知られていなかった。 ところが今、そのモフモフの小さな生きものと一緒に自撮りした人々の写真がインターネットを飛び交い話題を集めている。一体クアッカワラビーとは何なのか? 始終笑っているようなその顔から、数年前には「世界一幸せな動物」と言うニックネームまで与えら

    大人気の自撮りアイドル、クアッカワラビーって?
    kana321
    kana321 2015/03/17
    いたずらっ子のような笑顔がたまらない“世界一幸せな動物”
  • 土星の衛星エンケラドスに生命の新たな可能性

    土星探査機カッシーニから撮影したエンケラドス。手前には縞模様を描く地表が見える。奥には、氷から立ち上る水蒸気も。水蒸気は内部海から発生していると考えられ、この星が生命の存在に適した環境であることが示唆される。(PHOTOGRAPH BY CASSINI IMAGING TEAM, SSI, JPL, ESA, NASA) 土星の衛星エンケラドスには、地球外生命が存在してもおかしくないと考えられてきたが、その説を後押しする新たな発見が、3月12日付『Nature』誌に発表された。 米コロラド大学のシャンウェン・スーほか東京大やJAMSTECらの研究チームが投稿したこの論文は、エンケラドス表面の分厚い氷の下にある「内部海」から噴出する微粒子について報告している。フランス・ナント大学のガブリエル・トビーは、同論文の付随論評において、その粒子の化学的性質は、「地球で最初の生命体が誕生した場所」とよ

    土星の衛星エンケラドスに生命の新たな可能性
    kana321
    kana321 2015/03/14
    氷の下の海底は地球の海底熱水噴出孔と似た環境か
  • 第3回 遺伝子研究でわかった植物の進化の驚くべき仕組み

    スイスの山村で、つい最近、アブラナ科タネツケバナ属の新種植物が進化して、生まれた。 流水を好む親植物Aと、乾燥を好む親植物Bが交雑し、中間・変動環境を好む新種植物が登場し、定着したように見える。 種の分化の瞬間をほぼリアルタイムで見ているわけで、種分化という現象を分子生物学的レベルで解明できるのではと期待される。 まず気になるのは、新種植物がどのように交雑して出来上がったのか。染色体を3セット持つ3倍体で、その1セットを流水を好む親植物Aから、2セットを乾燥を好む親植物Bから得ていることは70年代の研究ですでに分かっていた。では、それをゲノムレベルで見ていくことで何が分かるのか。 「新種植物のゲノムの中に、それぞれの親植物固有の部分を見つけて探す分析をしました。チューリッヒで行った次世代シークエンサーによる配列解析に基づいて、チェコとスロバキアの共同研究者が『マイクロサテライト』という繰り

    第3回 遺伝子研究でわかった植物の進化の驚くべき仕組み
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    kana321 2015/03/12
    遺伝子研究でわかった植物の進化の驚くべき仕組み
  • 40億年前、火星に深さ1.6kmの海

    NASAの火星探査機バイキング1号オービターが撮影した写真では、火星の薄い大気が確認できる。火星が形成された当初は、火星の水に含まれる水素と重水素の比率は地球の水と同じだったが、軽い水素は徐々に宇宙空間に逃げ出していってしまった。(PHOTOGRAPH BY NASA) 高性能望遠鏡を使った観測により、40億年前の火星には深さ1600m以上の海があり、その表面のかなりの部分を覆っていたことが、3月5日付の科学誌『Science』に報告された研究結果で明らかになった。 川底にあった小石、古代の海岸線、河口の三角州、水中で形成された鉱物など、火星の表面に水が存在していたことを示唆する痕跡はこれまでにも多数見つかっている。今回も、火星にかつて大量の水があったとする推測を強く裏づけるものだった。 火星大気の組成を分析 今回の証拠は、火星の大気中に残っている水蒸気の分析から得られた。NASAのゴダー

    40億年前、火星に深さ1.6kmの海
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    kana321 2015/03/07
    NASA研究者ら、火星大気の組成より分析
  • 北極海の氷に閉ざされ続ける調査船に乗ってみた

    ※この調査についての詳細は、2015年12月30日発売の『ナショナル ジオグラフィック日版』2016年1月号で海氷の最新状況を伝える図解や写真を含めて詳しく紹介します。 1月に北極海の氷盤を目指し、6月までここで調査を行う予定だった海洋調査船ランスだが、強い風によって船は南へ流され、氷盤はひび割れてしまった。(Photograph by Nick Cobbing, National Geographic) 物珍しそうに近づいてきたホッキョクグマを照明弾で追い払う。外気温はマイナス40℃まで急落し、あまりの寒さにケーブルが切れて電気機器が作動しなくなってしまった。6週間続いた暗闇の後、凍てついた北極海にようやくわずかながらも昼の明かりが戻ってきた。 北極の海氷の動きを調査するなら、流れに任せて一緒に漂流するとよい。科学者らは6カ月間の予定で、ノルウェー極地研究所(NPI)の海洋調査船ランス

    北極海の氷に閉ざされ続ける調査船に乗ってみた
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    kana321 2015/02/27
    縮小し続ける北極の氷冠を調査し、地球の未来を予測する
  • 海ゴミの出所を特定、1位は中国

    フィリピン沖の海を漂うビニール袋。プラスチックは海の至るところに散らばっていて、深海や北極圏の氷の中からも見つかっている。(PHOTOGRAPH BY KEITH A. ELLENBOGEN, AP) 新たな手法で海ゴミの量を測定した結果、これまで考えられていた以上のゴミが海を漂流していることがわかった。研究によると、2010年の時点で沿岸諸国から流れ出たプラスチックゴミの量は800万トンにのぼる。これは「ゴミベルト」と呼ばれる、ゴミが大量に集まった海域を漂う量をはるかに上回る。しかも、全世界でゴミの収集、処理方法を見直さなければ、10年後にはこの量が10倍に膨れ上がるという。 この研究結果は米国の科学誌『Science』に12日付で発表された。世界の海に毎年流れ込むゴミの量が示されたのは初めてのこと。これまで海ゴミの測定といえば、世界中のゴミベルトを漂うプラスチックの一部をサンプルとして

    海ゴミの出所を特定、1位は中国
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    kana321 2015/02/18
    ゴミの量は予想を上回る年間800万トン
  • アラスカの石油開発に大統領が「待った」

    オバマ大統領は、北極野生生物保護区(ANWR)のうち4万8600平方キロ以上を原生地域に指定した。(Photograph by Peter Mather, National Geographic Creative) 先週、米国のオバマ大統領は連邦政府が所有するアラスカ州の土地と海域において 、当面の石油探査を禁止する方針を打ち出した。対象となるのは北極圏国立野生生物保護区(ANWR) 内の土地4万8600平方キロと、ボーフォート海とチュクチ海にわたる4万500平方キロの海域だ。 この政策は、米国の石油生産に大きな影響を与えることはないだろう。アラスカ州の石油産出量は米国全体の7%に過ぎず、今回指定された区域の大半は数十年前から商業利用が禁じられているからだ。 それでも、アラスカ州の政治家たちは大統領の方針に強く抗議した。新たにエネルギー・天然資源委員会 の委員長に任命された同州選出の上院議

    アラスカの石油開発に大統領が「待った」
    kana321
    kana321 2015/02/17
    石油を掘るか、自然保護か、アラスカのせめぎ合い
  • 第3回 モルモン教、門外不出の信者記録保管庫 米国ユタ州

    モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)が運営する「グラナイトマウンテン記録保管庫」は、ユタ州にある岩山の地下深くに建設されている。一般客や報道関係者の見学が許可されることは滅多にない。非常に高いセキュリティのもと保管されているのは、信者の記録だ。 ■世界最大の家系記録 グラナイトマウンテンは米国ユタ州リトルコットンウッド渓谷にある。保管庫にはモルモン教会やその運営、組織構造、歴史に関する膨大な資料を収蔵している。そして、家系情報の蓄積量においてはおそらく世界最大の収蔵量を誇る。35億点を超える家系データを、およそ250万のマイクロフィルムに記録し保管しているという(毎年約4万ずつ増えている)。膨大なデータを管理するために、50人のスタッフが系図記録の目録作りから保存とコピーの作業を、さらに2002年からはデータ化の作業を行っている。 ■教会の歴史 教会の歴史は1820年代のニューヨ

    第3回 モルモン教、門外不出の信者記録保管庫 米国ユタ州
  • アラスカの石油開発に大統領が「待った」

    オバマ大統領は、北極野生生物保護区(ANWR)のうち4万8600平方キロ以上を原生地域に指定した。(Photograph by Peter Mather, National Geographic Creative) 先週、米国のオバマ大統領は連邦政府が所有するアラスカ州の土地と海域において 、当面の石油探査を禁止する方針を打ち出した。対象となるのは北極圏国立野生生物保護区(ANWR) 内の土地4万8600平方キロと、ボーフォート海とチュクチ海にわたる4万500平方キロの海域だ。 この政策は、米国の石油生産に大きな影響を与えることはないだろう。アラスカ州の石油産出量は米国全体の7%に過ぎず、今回指定された区域の大半は数十年前から商業利用が禁じられているからだ。 それでも、アラスカ州の政治家たちは大統領の方針に強く抗議した。新たにエネルギー・天然資源委員会 の委員長に任命された同州選出の上院議

    アラスカの石油開発に大統領が「待った」
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    kana321 2015/02/16
    石油を掘るか、自然保護か、アラスカのせめぎ合い
  • アレクサンドロス大王時代の墳墓の謎深まる

    大理石の入り口の梁に座り、アンフィポリスの墓を守る2頭のスフィンクス。(Photograph Courtesy of Greek Ministry of Culture) ギリシャ北部の巨大な墓で発見された女性の遺骨は、60歳の頃に処刑されたアレクサンドロス大王の母、オリンピアスのものではないかとメディアで報じられ、ブロガーたちが色めき立っている。 ギリシャの文化・スポーツ省は先週、古代都市アンフィポリスにあるカスタ・ヒルの墳墓で5人の遺骨が発見されたと発表した。精巧な細工の施された墳墓がカスタ・ヒルの地中から発掘され、その中の埋葬室から遺骨が見つかった。発掘調査にあたっていた考古学者らは、この墓が紀元前4世紀の終わりごろ、マケドニア王として名を馳せたアレクサンドロス大王が死去した紀元前323年前後のものだろうと推測した。 しかし、この墓がアレクサンドロス大王の家族または大王にかなり近い人

    アレクサンドロス大王時代の墳墓の謎深まる
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    kana321 2015/01/31
    大王の母と言われる遺骨を含め、人物特定には数年かかる可能性も
  • 気温とシマウマの縞模様の意外な関係

    アフリカでよく見られるサバンナシマウマ。(Photograph by Karine Aigner, National Geographic) ヒョウの毛皮の模様が変わるという話は聞かない。ところが、シマウマの中には縞模様を変化させるものがある。最新の研究で、暑い地域にすむシマウマほど、縞の数が多いことがわかった。これは、シマウマになぜ縞模様があるのかという謎を解明する手がかりとなるかもしれない。 この研究が発表されたのは2015年1月13日付けの 「Royal Society Open Science」誌。シマウマの縞模様には体温を低く保つ効果があり、虫を寄せつけない。その結果、虫が媒介する高温地域に多い病原菌が感染するのを防いでいるのではないか、というのだ。 シマウマは3種がいるが、いずれも太い黒と白の縞がある。アフリカスイギュウやオリックスなど色合いが単調なほかの草動物と比べて目立つ

    気温とシマウマの縞模様の意外な関係
    kana321
    kana321 2015/01/21
    「暑い地域にすむシマウマほど縞が多い」とする研究が発表
  • DVDケースがクジラを殺した

    2014年8月21日、バージニア州のクリークでイワシクジラの死体が発見された。(PHOTOGRAPH BY VIRGINIA AQUARIUM & MARINE SCIENCE CENTER) 2014年5月、米国のチェサピーク湾に流れ込むエリザベス川で、バージニア水族館・海洋科学センターの生物学者たちは、異常な光景を目にした。体長45フィート(13.7m)の若いイワシクジラのメスが、上流へ向かって泳いでいたのだ。 絶滅危惧種になっているイワシクジラがふだん見つかるのは、この騒々しい沿岸域からずいぶん離れた大西洋の沖合。「そのクジラは、時期的にも場所的にも来あるべきでない状態にありました」と、同水族館のスーザン・バルコは振り返る。 クジラは方向感覚を失ったようだった。バルコらは、クジラが船とぶつからないよう追跡したものの、努力もむなしく数日後に死体で発見された。死体を解剖したところ、プラ

    DVDケースがクジラを殺した
    kana321
    kana321 2015/01/14
    DVDケースがクジラを殺した
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