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ictとパスワードに関するkana321のブックマーク (2)

  • パスワードの父は言う「もう無理、悪夢」と

    彼の名前はフェルナンド・J・コルバト。世界を変えた男、最初にコンピュータのパスワードを考えだした人物です。現代のテクノロジーのあり方だけでなく、私たちのプライバシーへの考え方にも影響を与えた人物と言えるでしょう。彼がコンピュータパスワードという概念を打ち出してから、約半世紀。マサチューセッツ工科大(MIT)元教授である彼は、今こう考えています。 「パスワードは悪夢だ」と。 コルバト氏は、 ウォール・ストリート紙の取材で、サイバーセキュリティはその歴史の長さに対してあまり進歩していないと語っています。今回の悪夢発言はこのインタヴュー内で述べられたもの。 彼がMITで教鞭を執っていた当時、校内の全員がメインフレームと1つのローカルディスクCを共有していたそうです。その結果、1人1人のファイルが相互に首を突っ込まないようにする方法が必要になになりました。パスワードは、この解決方法として編み出され

  • IDとパスワードに頼る認証は、もう破綻している

    不正アクセス被害のプレスリリースで次のような表現を見るたびに、何ともいえない違和感を覚えてしまう。 「他社サービスにおけるパスワードの使いまわしではない、まったく別のパスワードの再設定をお願いします---」 いや、言いたいことは良く分かる。ユーザーの自衛策として、パスワードの使い回しを避けた方がいいのはその通りだし、その事実をユーザーに啓発することには意味がある。 だが、私が天の邪鬼だからか、記者の職業病ゆえか…この表現には、ユーザーへの責任転嫁のような意図を感じてしまうのだ。 以前の「記者の眼」にも書いたが、インターネットユーザーが「確実に記憶できる」と考えているパスワードの数は、平均で3個ほどだという。「パスワードの使い回しを避けて下さい」というお願いは、実のところ、大半のユーザーには不可能な注文なのだ(関連記事:いくつもの暗証番号、パスワード…もう限界に来ていませんか)。 そもそも、

    IDとパスワードに頼る認証は、もう破綻している
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