まず目指したのは、川越市の産業観光施設である『小江戸 蔵里(KOEDO KURARI)』。この場所で明治8(1875)年に創業した鏡山(かがみやま)酒造の建物を当時の面影を残しつつ改修、市民と観光客との交流や市の物産に触れられる場として、2010年に開業したそうです。 国の登録有形文化財に指定されている明治・大正・昭和に建てられた3つの酒蔵を改修。そのひとつである『昭和蔵』は、名前の通り昭和6年の建造で、重々しい屋根や白壁は、その時代らしく重厚長大な雰囲気を醸し出しています。以前は地元野菜などを販売する市場でしたが、昨年春に『ききざけ処 昭和蔵』としてリニューアルオープンしました。