ブックマーク / kijitora.link (184)

  • 僕とサヨリに応援歌

    ───今日のお昼は、うどんをうか? ラーメンか? それとも抜くか? そんな選択の連続が、日々の営みなのでしょう。その中には経験上、人生のターニングポイントと呼ばれる分岐点も含まれます。柄にもなく、無茶を承知で……僕が小説を書き始めたのも、知人からの連絡があったからです。その真実を知らなければ、僕は何も知らずに淡々と、出口の見えないトンネルの中で、ブログを書いたことでしょう。そして……サヨリ亡き後、このブログは存在意義をなくします。 自然消滅なのも当然の帰結で、そうなるはずの運命でした。人にもにも寿命があって、サヨリの年齢から換算すれば、それは遠い未来でもなくて。僕の頭も枯れてきて……何もなければ当初から、その想定はありました。このブログをたたんで、新たに別ジャンルで始めるか? それとも、きれいさっぱり幕引きか?……。そんなことも考えていました。 でもコロナ禍で、僕はライフワークに小説

  • 田んぼで花柄ワンピ

    昨今のテクノロジーの進化は目覚ましく、ネットニュースの文末に〝この記事はAIで……〟という表記を見ると、人が文字を紡ぐ意味などあるのかね? そんな気分にもなるものです。収益を目的としたブログでは、確実にAIの風を感じています。だって、そうでしょ? 僕のブログに、自動記事作成AIの広告依頼メールが来るのです。メールの文面を眺めながら、僕は苦笑くしょうしか知らないけれど……(汗) とはいえ、タイムパフォーマンスと効率化を求めるのなら、もし仮に、僕が経営者の立場なら。AI技術の導入は当然です。欲しいのは、個人の心に響く感動や、心に届く共感ではなく。大衆を動かす原動力とマネーです。その視点で考察すれば、誰だってAI導入───その結論になるのは、当然の帰結だと言えるでしょう。そして世界は、そう動くとも。 短時間であるのなら、動画もアニメもミュージックビデオに至るまで。AIを使えば、自動で生成可能な領

    田んぼで花柄ワンピ
  • 山ピーじゃん

    ───いつもと違って、今回は敬体で書きます。書いている人は同じ人ですよ(汗) 僕は勉強ができません。得意分野は? と尋ねられても、人に胸を張って言えるような得意な分野もありません。アニメや映画など、オタクの専門知識だって、誰でも知ってる陳腐なものです。「でも、アナタ。ブロガーですよね? ネットやパソコンなら得意でしょ?」そう言われそうですが、そんなわけがありません。何ひとつ自慢できるものなど、僕のおつむには無いのです。 縁あって、ブログや小説のようなものを書いていますが、それが得意かとなれば話は別で、ふらふらと、ぐずぐずと、ポメラの前でたゆとうているのに過ぎません。そして僕が最も不得手なのが、文章そのものであるのも事実です。薄い知識と語彙を捏こねくり回して書いている。これが僕の現実です。もうね……これでもか! って太宰と三島にぶん殴られて、今日もサヨリは元気です(笑) 学校を出てからという

    山ピーじゃん
  • 八月十三日

    今年のお盆休みもいつも通り、八月十四日から十六日までの三日間だ。うちの会社は、お役人さんや大手企業とは事情が違う。働き方改革の恩恵を受けるのは、ルールを作った彼らだけ。庶民はね、そんなにお休みなんてもらえないよぉ~。十三日のお盆の入りですら休めない。まったくね、考えるだけでイライラしちゃう。 わたしの家は母子家庭だ。離婚じゃなくて別居だった。お父ちゃんの住んでいるアパートは知っている。暇を見つけて、お父ちゃんの様子を見に行くけど、そのたびにお母ちゃんは不機嫌になる。でも、世界にひとりだけのお父ちゃんだから、できることはしてあげたいの。ご飯くらい……作ってあげてもいいじゃない。 一日の仕事を終え家に帰ると玄関に、お父ちゃんとお母ちゃんのが並んでいる。何しに来たの? あのふたりのことだから、復縁するとは思えない。もしかしたら、キチンと離婚するつもり? お父ちゃんに好きな人ができたとか……がさ

    八月十三日
  • 小玉スイカがやっぱり割れた(汗)

    ───月曜日は畑の話。 昨日は満月の夜だった。だからスイカの話を書くべきだけれど、スピンオフがお楽しみな読者もいる。だから今日は、一日遅れでスイカの話。畑の話とフュージョンさせよう(笑) 早速さっそくですが、残念なお知らせから。 梅雨の間にスイカが一個割れていた。中身を覗くと真っ白だ。とはいえ、畝うねに植えた苗である。丸は袋栽培のスイカで、袋で割れた経験はない。つまりそれは想定内で、今日もサヨリは元気です(笑) 梅雨が明けた。スイカは水切り体勢に入った。数日後の収穫を待つだけだった。狙い目は、最初に実をつけたスイカだった。その成長を畑に行く度に確認していた。 今年のスイカは特別だった。ダメ元がカタチになった。だから収穫の日を楽しみにしていた。それはそれは楽しみだった。そろそろか? 否、まだだ。どうせ採るなら満月の日にしよう。ひとつ目は、特別な日に収穫しよう。それが僕の失敗になるとも知らず

    小玉スイカがやっぱり割れた(汗)
  • 薫る花は凛と咲くをジジイが読んでみると……

    ───木曜日は雑談の日。 珍しく、今日は漫画の話でも。 このブログの前のブログでは、漫画の記事を書いていた。漫画ネタは集客力があるからだ。とはいえ、ブログに漫画はいらぬ。つーか、コンビニで立ち読み禁止になってから、漫画との接点がプツリと切れた。こう見えて、ジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオン……ひと通りの雑誌に目を通していたのだ。その当時の僕には、漫画教養……そいうことです(笑) 漫画と離れた僕にも転機が訪れる。すべては、SPY×FAMILYから始まった。執筆の肥やしにと、相棒が送ってくれたのだ。流行りの漫画の知識くらい、僕のオツムに入れておいてほしかったのかもしれない。「雉虎さんのお友達に、アーニャがとても似ているんですよ(笑)」これが殺し文句だったけれど(汗) アーニャは、体ひとつでジャングルを生き抜いたり、死と隣り合わせのテストを繰り返して精神を鍛える女の子(笑) アーニャ

  • 飼い猫信長と野良猫家康(裏切り者)

    ───裏切り者……信長の心は怒りに震えていた。 屋根の上、仲睦まじく語らう。それは紛れもなく家康とケイテイの姿であった───それを目撃した信長は、怒りで身も心も震えていた。ジジイのくせして、お前は孫ほど若い女に手を出すのか? なぁ、家康。そうなんだな? お前、生粋のロリコンなんだな! 初めて外の世界で信頼した男の裏切に世界のすべてが歪んで見えた。歪みの果はてに信長は誓う。俺の殺すリスト。最初に書く名は〝家康〟であると……。 「じゃ、またね♡」 「せやな……お前も、がんばれや」 ケイテイが屋根から降りるやいなや、信長は家康に駆け寄った。 「裏切り者ぉぉぉぉぉ!!!!」 やんのかステップで威嚇いかくする茶トラを、キョトンと見つめるキジトラ。ユーチューバーならメシウマな展開が、今まさに繰り広げられようとしていた。これはもう「ドローンを飛ばせ!」のタイミングである。 「なんとか言えっ! 家康

    飼い猫信長と野良猫家康(裏切り者)
  • 釘も使わずパレットすのこを本棚に

    辞書から始まり、小説、専門書、絵、コミックスに至るまで。読者の方々から書籍をもらう。その中には、とある公園のパンフレットまで。そのすべてが、小説の肥やしにしてください。書き手冥利に尽きる贈り物に〝ありがとうございます〟の言葉しか僕は知らない。それが、まぁまぁのボリュームになれば、棚の選択肢も視野に入れて、今日もサヨリは元気です(笑) とはいえ、を並べる場所は重要である。理想は僕のデスクの上だ。その場所が鉄板であり、そこ以外に置くのなら段ボール箱の中と変わらない。だって、そうでしょ? 事務所にいるとき、僕はその方向しか見ていない。だったら、目の前に並べるのに決まってる。───でも、棚はヤバいのだ。 僕のデスクは大きいから、大きな棚を置けばいい。大は小をかねるのだ。でも待てよ、地震が来たら? その時は、僕に向かって絶対倒れる。それがとても嫌なのだ……。もっとこう、簡単で安直なガジェッ

    釘も使わずパレットすのこを本棚に
  • この手紙は、作家デビューへの架け橋ですよ

    のんと楽しいクリスマスを過ごした翌年。地元大学への入学切符を手に入れた俺の元へ、青葉導人と名乗る人物から手紙が届いた。俺は思った───詐欺かもしれない。とてもじゃないけど、こんなの俺の手に負えない。だから、次の一手は決まってる! 桜木だ。俺は手紙を手に持って、ゲンちゃんうどんに桜木を誘った。この手紙が、俺の人生のターニングポイントになるとも知らずに……。 「ごめんな……桜木、上京の準備で忙しいところ。こんな手紙が来たんだけど……俺、バカだから手に負えなくて……」 桜木が俺宛の手紙に目をとおすと、ぱっと表情が明るくなった。 「こんな手がありましたか……」 明るい顔で意味深な言葉を口ずさむ。 「なんだよ、桜木。その手って?」 俺には何が何だか分からない。 「この手紙は、作家デビューへの架け橋ですよ」 作家デビュー? 架け橋? 余計に俺は混乱した。 「てか、誰の? てか、誰が?」 「決まっている

    この手紙は、作家デビューへの架け橋ですよ
  • 小説って、ナンボくれる?

    ───小説を書いています。 それを他人に喋らない。仲良しにも語らない。小説を書く行為に共感する人など見たことないからだ。僕の身の周りは、そんなふうにできている。読む漫画だけ! そんな世界で生きてきた。だから、無理して話す必要性すら感じない。だから、これからもそうだろう。僕が小説を書き始めたからつーたって、読書家の友だちが降って湧いたりしないのだ。 ───ネットで面白いの見つけた! つーて。それが、たまたま自分の小説だとしても、ニヤリと笑って終わるだろう。それくらいが居心地よくて、今日もサヨリは元気です(笑) そんな僕でも、現状を伝えた人物はいる。その理由は単純で、仕事に支障をきたさぬように。仮に何かの不都合が生じても「だから事前に言ったじゃん!」つーて、カッチリ反論可能な防衛ラインを引くために。 ───かくかくしかじか……で、今は小説書いていますよ。だから、迷惑かけるかもしれないね。

  • 何よ、あの女?!

    きゅうりの種がようやく芽吹いた。プチトマトと中玉トマトの芽も顔を出す。発芽を確認したのは三月末のことであった。マルナカで買ったきゅうりの苗は順調である。だから、きゅうりで焦る必要などまるでなかった。きゅうりで失敗した経験がない。その成功体験が、僕を大船に乗せていた。そう……いつだって、きゅうりの苗など余るほどできるのだ。育つはどうかは別だけれど……。 根拠なき自信から、きゅうりのポットをコンテナから出す。コンテナを空にしたい気持ちが強かったからだ。よーし、いい子だ(笑) それを、植え付け予定地に並べて置いた。あとは、葉が出るのを待つだけだ。任務終了だ! ヒューストン。これから地球に帰還する。 問題はスイカである。種の保存状態が悪かったのか? 芽を出す気配がまるでない。条件を変え、場所を変え。二十粒ほどあちこちに植えたのだけれど、何ひとつ芽吹かない。その不安感から、新たに5粒の種を仕込んだ

  • マロカン(弐)

    「お父ちゃん。小五郎ちゃん……今日、お店に来なかったね……」 恵子は店の暖簾を片付けながらため息をつく。 「どうしたんだろうねぇ、小五郎さん。昨日は今日も来るって言って帰ったのに……」 器を片付ける洋平も心配げだ。 「昨日、恵子があんなことを言ったからかな?」 恵子は昨夜の態度に後悔を感じていた。恵子は思う。もっと優しくすればよかったのにと。 「そんなことはないだろう……小五郎さんにだって、小五郎さんの都合があるだろうし……もしかしたら、昨日の約束だって、忘れちゃったのかもしれないよ。ああ見えても小五郎さん、今年で百歳だからね」 厨房で器を洗う洋平は、優しい声で恵子をなだめた。 「それもそうね」 そうなのだ。店のお客には高齢者が多い。来店の口約束をすっぽかされることなどよくあることだ。小五郎の年齢を考えれば、これまでしっかりしすぎていたと考えるべきだろう。恵子は洋平の意見に同意した。

    マロカン(弐)
  • 小説は、取りあえず書けばよろしいのでは?

    ───小説を書くコツってある? そんなことを問われた……。 「うん、こっちが訊きたい」 決まって僕は、こう答える。 だって、そうでしょ? 事実だもの。包み隠さぬ僕の真実。それは、僕のブログを最初から最後まで読めば理解できるだろう。書評の類など皆無だから。読書の量も少なければ、を読んだ感想なんて、おこがましいにも程がある。書評は苦手。この人、スゲーなと思うくらい。それは多分、小説を楽しめていないからだろう。 友人と出会うまで、小説はブログの書き方の教科書だった……ほとんど読めていないけれど。ドラマとかアニメとか、気に入った作品を何度も見て、このシーンを文章にしたら?……そんな視点で読んでいたのだ。日々の更新に追われて、文章を味わう余裕など全くなかった。それは、今でもそうである。ホント、8ビットの脳みそだから記憶さえもがファミコンなのだ。お恥ずかしいけど、それが僕(笑) 話はガラリと変わるけ

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  • 死神チハルのハンバーグ

    午前零時……死神チハルが仕事から戻ってきた。 「おっじ、さぁーん! 私はお腹が空いているのですよっ(笑)」 いつもそう、いつだっそう。チハルは窓から飛び込んでくる。 「なぁ、チハル。ただいまは?」 「そうでした。ただいまでしたね。ただいまチハルは戻りましたですよ、へへへ」 チハルは反省したような声で言ったけれど、満面の笑みが全てを物語っている。つまり、チハルは反省などしてない……。 「なぁ、チハル。それそろ玄関から入ってくれない? 急に窓から入ってくるの、毎回ビックリするんだけどなぁ……」 「ビックリはしないでしょ? 窓から隣の女の子が入ってくるのは、少年漫画の定番ですよ」 いやいやチハルちゃんよ、現実は漫画じゃないし。普通、誰だって驚くから! 「ここは私の家ですよ。自分の家に何処から入ったっていいじゃないですかぁ? 私は窓からがお気に入りなんですよ、へへへ」 どういうワケだか、チハルは玄

    死神チハルのハンバーグ
  • 小説アイデアパクられ問題とスタースシステム

    ───お前のアイディア、パクられないか? いえいえ、ご心配には及びません。そんな凄いの書けないし(汗) 僕は思い付いたことをブログに書き殴るタイプだけれど、そこを心配する人がいる。でも僕は、ブログは書いてナンボだし、アイディアなんて、すでに世の中に出尽くしたと考えているし、今日もサヨリは元気だし(笑) つまり、やった者勝ちなのだ。 たとえるなら恋愛ストーリー。男と女、百合と薔薇、想定されるパターンはこの程度。付け加えるなら宇宙人とか、異世界人とか、獣人とか……その程度。おじいちゃんと孫娘はあかんやつだ。おっさんとJKもたぶん無理。それを自分に当てはめると、僕はそこまで器用じゃない。つまり、男女恋愛一択となる。ささやかな経験だけを頼りに書くっきゃない。僕のような凡人が、どんなストーリーを組み立てたとて、すでにシェークスピアが書いているのに決まってる。何もかんもが16世紀に出尽くした。そう、

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  • キッスは目にして

    うちのにゃんこはキス魔である。 腹が減るとキス魔に変身。隙あらば、僕の唇を奪おうとする。キスと言ってもディープな方で、今日もサヨリは元気です(笑) の糸状乳頭が唇に当たると痛いのだ。糸状乳頭しじょうにゅうとう……エロい響きだ。その正体はの舌に標準装備されているザラザラである。の舌で指を舐められても痛いのに、そんなのが口の中に入ると激痛だ。昔はチューなどしなかったのに、むしろそんなの嫌がっていたのに、突如、去年の夏ごろからやり始めた。それは、老の気まぐれ? 新たに見つけた愛情表現? それとも、NNN(ニャンニャンネットワーク)からの指令だろうか? そうなれば、サヨリは謎の組織のエージェントということになるのだか……。 愛に謎の性癖を開花させたのは……他でもなく僕だった。 サヨリが欲不振から脱してからというもの、こいつの欲は、ギャル曽根か? ってくらい異常である。犬とは違って、

  • 猫がペットキャリーに頭から入るようになった結果

    昨年末から大活躍なアイテムがあります。Amazonで購入した「SIMPS ペット キャリーバッグ 犬 ポータブルバッグ ウサギ キャリーボックス」。いわゆるペットキャリーです。 キャリーの詳しい説明については、過去に書いた「大きなでも安心!キャリーバックぽく無いペットキャリー」をご覧いただくとして、わが家のさま様(以下、サヨリちゃん)に大きな変化が起こってしまったので記事にしようと思います。その大きな変化とは・・・キャリーの中に頭から入るようになった事(^-^; どうしてそうなった?。キャリーに頭から入るなんて!。 写真はキジとら事務局から帰宅前のワンショット。もうね、ご満悦な顔で何かを待っているサヨリちゃん。期待に胸を膨らませる美少女のようです。見た目は美少女、頭脳はおっさん。キミは名探偵コナンか?。 というのも、サヨリちゃんはキャリーバックが嫌いだった子。バッグの入れるのも一苦労

    猫がペットキャリーに頭から入るようになった結果
    kanahebijiro272kun
    kanahebijiro272kun 2024/01/31
    二人乗り中は自転車で転ばないように気をつけてねー😽
  • 私が小説を書く理由

    私の夢は小説家。 そう言いたいけれど、そうじゃない。自分の実力なんて、言われなくても知っている。だから、ネットに小説を書いて満足するだけの毎日だ。私の書いた小説なんて、ご都合主義の自己満足。誰にも読まれなくて当然なのだ。 小説を書き始めて5年が経った。書き始めたのは高3だった。だから、私はまだ若い。ピチピチギャルのはずなのに、未だに反応すらないなんて……私のブログだけが、ネットに繋がってないとでも? そう錯覚するほど、私のブログは静かであった。人気ひとけのないブログだった。 そんなある日、お問い合わせのメールが入る。何だよ、何だよぉ~! うれしいじゃん(笑) 私は、そのメールに胸を弾ませた。トキメキすら感じていた。 ───アナタの才能は近い将来開花します。それは、私が保証します。 知ってる。それ、嘘でしょ? 私に才能なんてどこにもない。もしも、才能の欠片かけらがあったなら、5年の間にノーコ

    私が小説を書く理由
  • 2023年の大晦日

    12月31日午後8時。 今年も残すところ4時間となりました。 皆様は、もう、年越しそばをべましたか? ご家族団らんしてますか? 初詣はどこへ行きますか? 年末年始、お仕事されている方はお疲れ様です。皆様の2023年は如何でしたでしょうか? 我が家は平々凡々で、今日もサヨリは元気です(笑) 1年なんて、あっという間……ですね。 ジャネーの法則では、5歳児の時間の流れと50歳のそれとでは、10倍もの体感速度に差があるのだそうです。言い換えれば、50歳の人間が感じる10日は、5歳児の1年……ギャー!!!。 考えただけでもゾッとしますね(汗) 身をもって、それを感じていたはずなのに。バタバタしていたはずなのに。僕の時の流れは緩やかでした。ザ・ワールドが発動したような、クロックアップでもしたような、そんな瞬間を何度も体験しました。 今年を振り返ってみても、遠い何年も前の出来事のように感じているのが

    2023年の大晦日
  • ポメラMD250で小説は書けます

    小説連載も終えて、今日からブログは平常運転。さて、何を書こうかな? 記事ネタのストックは十分あって、今日もサヨリは元気です(笑) ブログ復帰1回目は、ポメラの話を書こうと思う。だってそうでしょう? 一年以上も酷使され続けたポメラである。僕はドSな使い方をし続けた。これだけ使い込んだのだから、ポメラが欲しいどこかの誰かの参考程度にはなるだろう。 ───なぁ、楽しんでくれたかい? この一文が、この響きだけを書きたくて…。 2023年3月。僕は友人小説を書き始めた。他人様が読んでも面白くもなかろう……“のんちゃんのブログ王”という題名の小説を。後に“相棒”と呼ぶことになる見知らぬ人物と共に。これだけでもドラマでしょう? その僕に、友人が与えた機械がポメラであった。 冷たい部品の塊に血を通わせながら文字を打つ。打ち込みながらも不安があった。小説……長編小説と呼ぶには、8万文字を越える文字数が必要

    ポメラMD250で小説は書けます