Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 アップルの1次サプライヤーとして、知る人ぞ知る日本の中小企業がアップルを訴えた。サムスン電子のようにビジネスの競合相手としてではなく、パートナーである1次サプライヤーという立場で訴訟の“反旗”を翻したのは、世界でも異例の事件だ。それも、全世界にまで影響が波及するインパクトをはらんでいるのだ。 「リベートを払ってもらう必要がある」「159万ドルを6月第1週までにアップルへ支払ってほしい」 「以下の口座に送金してください。バンク・オブ・アメリカの……」 米アップルの購買担当者が書いたという、生々しいやり取りを記したメールの文面が今、ある訴訟の証拠資料として提出されている。 2014年9月期で売上高1828億ド
毎回、担当ディレクターが取材内容をもとに執筆、番組内容を再現。 記事の後半では、元社会部記者で「週刊こどもニュース」のお父さん役も務めた番組キャスターの鎌田靖解説委員が、「キャスター日記」として取材を振り返りながら総括する。 ◎番組ホームページは、こちら 追跡!AtoZ ~いま一番知りたいテーマを追う!超リアルドキュメント 政治から犯罪、社会問題まで、読者がいま一番知りたい話題を徹底追跡。その背景に迫ることで、時代を読み解いていく。NHKで放送中の同名ドキュメンタリー番組をウェブ用に再構成してお届けします。 バックナンバー一覧 2010年問題――という言葉をご存じだろうか? ファイザー、メルク、武田薬品・・・、これら巨大製薬会社の売上げは、実は少数の有力製品(ブロックバスター薬)によって支えられている。その特許が2010年を挟んだ数年間で一斉に切れ、薬の値段が下がることにより、製薬会社の経
電子機器の組み立てなど軽作業ロボットが脚光を浴びている。大手ABBの「特許切れ」を受け、新製品が相次いでいる。2010年は国内の「軽作業ロボット元年」になりそうな勢いだ。 ヘルメットのような本体からぶら下がる数本の細いアーム。その先端にある“指先”が素早く動いて小さな部品をつかみ、電子機器を組み立てる──。 そんな一風変わった形状のロボットが脚光を浴びている。複数のアームに動力を並列(パラレル)に伝えることから、パラレルリンク式と呼ばれるこのロボット。昨年から複数のロボットメーカーが相次いで投入し、ちょっとしたブームになっている。 口火を切ったのはファナックが昨年4月に投入した通称「ゲンコツ・ロボット」だ。アームの先にある可動部が人のゲンコツ状で、手首をひねるように動くことから名づけられた。ひねる動作が加わったことで、プリント基板を斜めに差し込み、それを垂直に持ち上げて固定する、といった複
Googleが、特許侵害訴訟の脅威に対抗する大手技術企業の団体に参加することになったと、オンライン版Wall Street Journal紙が米国時間6月29日夜に報じている。 同紙によると、Allied Security Trustという名称のこの組織は、その技術を利用する可能性のある第三者に取得される前に、主要な知的財産の特許権を買い取る予定だという。Googleのほかに、Verizon Communications、Cisco Systems、Ericsson、Hewlett-Packard(HP)がすでに加入している。 各社は約25万ドルを支払ってこの団体に参加し、将来の特許権の買い取りに備えて約500万ドルをエスクローとして第三者に預託すると、関係筋の話としてWall Street Journal紙は伝えている。 Allied Security Trustは、技術業界の最新の戦術
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 公正取引委員会は、2007年9月に「知的財産の利用に関する独占禁止法上の指針」を公表した。これは、発明・開発を奨励しながら公正な競争を保護するという観点から、特許権利の行使とは考えられない制限行為に対しては独禁法を適用するというものだ。 特許には、発明者に独占使用の権利を与えることで技術や製品開発を推奨し競争を促進するという効果がある一方、発明者が不当に他者との技術取引を拒否したり、ライセンスの譲渡に他社の販売・生産を制限する条件を付けるなど、競争を妨害する恐れもある。 多くの企業にとって知財が事業成功の大きなカギとなっていることは議論の余地のないところだろう。特に製品の技術や質が販売に大きく影響する業界では、多額の投資をして新製品の開発を行
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