インターネットのオンラインゲームで使用する仮想通貨などを現金売買するリアルマネートレード(RMT)の広告を、ゲームソフト会社に無断でインターネットのホームページに掲載したとして、足利署と県警サイバー犯罪対策室は19日、商標法違反の疑いで、東京都足立区綾瀬7丁目、RMT会社役員佐藤高弘容疑者(41)を逮捕した。県警によると、同容疑でRMT業者を摘発するのは全国で初めて。 逮捕容疑は2014年6月上旬から同年12月上旬にかけて、インターネット上に開設したRMTを行うホームページに、スクウェア・エニックスホールディングスが商標登録している「ドラゴンクエスト」と類似する商標を無断で掲示した疑い。 同対策室によると、佐藤容疑者は「ドラゴンクエスト」のゲーム内で使用できる仮想通貨を販売したり、ゲーム内のアイテムなどを利用者から買い取るなどの事業を行っていた。少なくとも年間約3800万円を売り上げていた