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2010年8月3日のブックマーク (2件)

  • 「神話の力」はスゴ本

    世界と向き合い、世界を理解するための方法、それが神話だ。 現実が辛いとき、現実と向き合っている部分をモデル化し、そいつと付き合う。デフォルメしたり理由付けすることで、自分に受け入れられるようにする。例えば、愛する人の死を「天に召された」とか「草葉の陰」と呼ぶのは典型かと。そのモデルのテンプレートが神話だ。いわゆるギリシア神話や人月の神話だけが「神話」ではなく、現象を受け入れるために物語化されたものすべてが、神話になる。 書は神話の大家、ジョーゼフ・キャンベルの対談をまとめたもの。キャンベルは、現代の小説家やシナリオライターにとってバイブルとなっている。例えばジョージ・ルーカス。スターウォーズの物語や世界設定のネタは、古今東西の神話から想を得ているが、その元ネタがキャンベルなのだ。書では、「英雄の冒険」や「愛と結婚」といった観点で古今東西の神話を再考し、神話がどのように人生に、社会に

    「神話の力」はスゴ本
  • 人生のサボタージュ、あるいは有言実行の壁

    自分の人生を自分でサボタージュしていませんか? セス・ゴディンの記事、Sabotage! が短いながらも、何度読んでも心に突き刺さります。 「サボタージュ」は日でよく用いられる「サボる」という言葉の元ですが、怠けるというよりは意識的に妨害することをさしています。 ここでいうサボタージュは、恐れや不安から自分の能力を過小評価することや、あえて自分ができることをやらないという選択肢を選ぶ心理状態のことを指しています。 Marketing self-sabotage is fascinating to watch and understand. Consider the college application: it’s primarily an opportunity for teenagers who aren’t sure of where they want to go to unde

    人生のサボタージュ、あるいは有言実行の壁