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ブックマーク / animeanime.jp (94)

  • アニメ産業とビジネスの情報

    アニメ関連企業団体の日動画協会の調べによれば、2007年アニメ業界の売上高推計金額は2396億7450万円となった。これは2006年の推計値2587億円からおよそ7.4%の減少となっている。 減少幅は小さいが、動画協会がこの調査を始めた2002年以降、初の減少となる。これまで右肩上がりの成長を続けてきたアニメ産業が転機を迎えている可能性がある。 日動画協会は、アニメ製作・制作企業や映像パッケージメーカーなど56社が加盟するアニメ産業の同業者団体である。東京国際アニメフェアの運営や業界の意見集約などを行っている。 このほかに統計資料のまとめも行っており、アニメ業界の売上高推計金額は、協会加盟会員各社の売上を集約後、会員以外の売上も考慮して、これに一定比率をかけたものである。小売市場でなく、生産者側の数値から算出した市場規模調査になっているのが特徴である。 今回、前年比で売上高推計金額

  • アニメ産業とビジネスの情報

    7月22日に知的財産戦略部コンテンツ・日ブランド専門調査会の第3回会合が開催された。会合では先に政府に提出された「知的財産推進計画2008」の重点政策に、日ブランドの確立と発信が盛り込まれたことを受けて、日ブランドの振興が議題の中心となった。 また、今回の討論は来年春に決定される「知的財産推進計画2009」を目指した、アクションプランの策定を念頭に置いたものである。 会合では、まず日ブランド振興に関する取組みの現状と課題が報告された。報告では、現状の日ブランド戦略は各省庁が個別に行っており、これらの連携が必要する。 さらに、日のブランドイメージは、各国・地域で一様でなく、地域の特性に合わせた戦略の構築の必要性も指摘されている。そうしたなかで、アニメ・マンガに対する評価が世界的に高いことが特に言及されている。 そうしたうえで今後の取組みとして、分野横断的な日ブランド戦略を

  • Wii向けの電子コミック配信会社 トーセと四大出版社が出資・設立 アニメ産業とビジネスの情報

    携帯型ゲーム機のワイヤレス通信機能を利用し、電子コミックを配信する株式会社リブリカが、ゲームソフト開発のトーセと大手出版4社との共同出資で設立された。 会社の目的はデジタルコンテンツ配信サービスの企画と運営である。その第1弾として任天堂のWiiを利用したインターネット配信型電子コミック配信サービスを行う。Wiiは今年1月の段階で国内500万台を販売したゲーム機だけに、多数のサービス利用者が期待できる。 この配信サービスでは、Wiiがインターネットに接続していれば、閲覧用の専用プレーヤーの購入することで、誰でも利用できる。また、WiiからニンテンドーDSへ持ち出す機能なども検討中で、今後はWiiならの機能も開発されそうだ。 今回注目されるのは、新会社リブリカの出資に角川書店、講談社、集英社、小学館の4社が並んだことである。4社は国内の大手の出版社であると同時に、マンガ出版でも大きなシェ

  • アニメ産業とビジネスの情報

  • 東京都 アニメ・ゲーム・映画等特化のベンチャー支援施設設立 : アニメ産業とビジネスの情報

    東京都はコンテンツ産業の育成を目的に、アニメ、映画ゲーム等のコンテンツ関連のベンチャー企業に特化したインキュベーション(創業支援施設)「東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)」を8月1日にオープンする。また、オープンを目指して、7月3日から7月18日まで入居企業の募集を行っている。 TCICは、創業間もない個人やベンチャー企業にオフィスを廉価に提供すると同時に、創業のためのノウハウやネットワークを支援する。また、入居企業だけでない関係分野の広い企業を対象としたセミナーなどの開催も行う。 東京都はこれまでも創業のための様々支援を行ってきたが、産業特化型のインキュベーション施設は初めての試みとなっている。 その初の試みに健康・バイオ関連と並んでコンテンツ関連が選ばれた。このコンテンツ関連分野には、アニメ、映画ゲーム等が含まれる。 アニメ産業は世界的に見ても日企業が高い競

  • アニメ・マンガイベント パリ、LAで10万人規模に - アニメ産業とビジネスの情報

    米国のロサンゼルス市で7月3日から6日まで開催されたアニメエキスポ2008を運営するSPJA(日アニメーション振興会)は、会期中の参加者が実数で43000人であったと発表した。これは昨年の来場者およそ41000人を上回り、過去最高となる。 またSPJAは今回初めて、実数だけでなく延べでの来場者数も発表した。こちらは10万3000人と10万人を突破したことが明らかになった。 アニメエキスポ2008は、米国最大の日アニメ・マンガのイベントとして知られており、今年はロサンゼルス市内のロサンゼルス・コンベンションセンターで開催された。日から中川翔子さんが訪れてコンサートを行うなど数々の大型イベントや、物販のための展示会場、コスプレ大会などがファンの人気を集めている。 また、来場者数の発表と同時に来年の開催日程も発表されている。2009年も独立記念日を挟んだ週末7月2日から5日までの4日間

  • 平野耕太 パリで「HELLSING」を語る | アニメ!アニメ!

    平野耕太 パリで「HELLSING」を語る | アニメ!アニメ!
  • アニメ産業とビジネスの情報

    国内最大の動画投稿共有サイト「ニコニコ動画」を運営する株式会社ニワンゴとその親会社のドワンゴは、同サイトの投稿動画の著作権侵害行為に対してより厳しい対応を取ることを決定した。 これは有限責任中間法人日動画協会と社団法人日映像ソフト協会、社団法人日映画製作者連盟のアニメ・映像関連の業界3団体の要請に対応するものである。 業界3団体は、ニコニコ動画に多数の業界加盟各社の著作権保有作品が未許諾でアップされている状態を問題視し、その対応をニワンゴに求めていた。ニワンゴはこうした要請を受けて次のような判断を行った。 (1)ニコニコ動画に投稿されている3団体の会員各社の著作権を侵害している動画の削除。このなかにはMAD動画を含む。 (2)また新規に投稿された動画について監視を行い、3 団体の会員各社の著作権を侵害しているMAD 動画を含む動画を速やかに削除する。 ニコニコ動画はこれらの対応策

  • アニメ産業とビジネスの情報

    ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)は、ゲームソフト会社グローバル・A・エンタテインメント(GAE)の保有ゲームソフト6作品の著作権を流動化し、信託設定を行う。ゲーム著作権を流動化することで、GAEの資金調達の拡大を目指す。 JDC信託は、アニメやゲーム映画などのコンテンツ・知的財産に特化した非銀行系で初の信託会社である。これまでも数多くのコンテンツ関連信託の組成や、新たな資金調達の試みを行っている。最近では、6月28日に劇場公開し注目を浴びている日米合作アニメ『ストレイト・ジャケット』のプロジェクトにも参加している。 GAEは東京に社がある中堅のゲームソフトで、ビッグヒットでなく、安定的なミドルヒットを狙う戦略を持っている。ニッチ(隙間)市場に特化したゲームソフトを開発する。 今回著作権を流動化するのは、既に発売されている「コスメちっく☆パラダイス~メイクのキセキ~」

  • アニメ産業とビジネスの情報

    映像ソフト協会は、6月17日に私的録画問題に対する意見表明を発表した。現在、テレビ放映からハード機に録画することは一回に制限されているが、これを10回までに広げるいわゆる「ダビング10」の議論に対応したものである。 今回の発表は「私的録画問題に関する当協会の基的な考え方について」とされており、映画の私的複製の範囲と私的録画・録音補償金に対する考え方を述べている。 日映像ソフト協会は、国内の主要な映像製作会社、映像パッケージメーカーなどから構成された団体である。主に映像ソフトに関する業界のとりまとめを行っている。 このためここで述べられている意見は、映画著作権保有者の権利保護の観点から一貫して私的録画について否定的な立場を取っている。 特に、私的録画が権利者のビジネス利益を損なうものではないとの考え方や、権利者の具体的な逸失利益が証明されない限り複製権の補償金は必要ないとする意見

  • アニメ産業とビジネスの情報

    6月18日、国の知的財産戦略部は、2008年度の国の知的財産分野の政策方針をとりまとめた「知的財産推進計画2008」の概要を決定した。 知的財産推進計画は、知的財産という観点からアニメやゲーム、マンガ、映画といったエンタテイメントコンテンツ関連産業も含んでいる。国のコンテンツ産業政策にも大きな影響を持った推進計画である。 この推進計画は、毎年各専門調査会の討議諮問を受けて、毎年前年の成果を見返したうえで、新たな視点や課題、実行プランが加えられる。今年は取りまとめにあたりデジタル・ネット時代における知財制度専門調査会、知的財産による競争力強化専門調査会、コンテンツ・日ブランド専門調査会といった専門委員会が設けられた。 アニメやゲーム、マンガ分野からも、角川グループホールディングスの角川歴彦氏やスクウェア・エニックス和田洋一氏、小学館キャラクター事業センター久保雅一氏などが参加している

  • アニメ批評の確立を目指す 学術誌でアニメ批評特集 - アニメのニュースと情報

    アニメ批評の確立を目指す 学術誌でアニメ批評特集 - アニメのニュースと情報
  • 海外ファンサブ対策で官民の連絡協議会結成 - アニメ産業とビジネスの情報

    インターネット上に広がる権利者に未許諾でアップロードされたアニメ番組の動画ファイル(ファンサブ)が問題になって久しい。 しかし、これまでその問題の大きさにかかわらずが、具体的な対策はあまり取られて来なかった。それは、国境を越えた問題、個々の企業で対策に限界があることが理由ともなっていた。 一方、映像パッケージメーカーや著作権者に与えているファンサブ被害の大きさに対する認識が広がっており、今年に入り、行政も含めた具体的な動きが現れている。 そうした動きのひとつが、今年4月11日に発足した「インターネット上の海賊版対策協議・連絡会」である。 同連絡会は、東京アニメセンター、21世紀のコミック作家の著作権を考える会、日動画協会、日映像ソフト協会といったアニメ・マンガビジネスに関連深い業界4団体と文化庁、経済産業省、外務省が参加する。 連絡会の設立の目的は、日で放送されたアニメのファン

  • アニメ産業とビジネスの情報

    米国最大のアニメDVDの流通会社であるファニメーション(FUNimation)の業績が好調である。6月11日に発表された、ファニメーションの親会社ナバレ(Navarre Corporation)の2008年3月期(07年4月~08年3月)の決算発表によれば、ファニメーションの売上高は2桁成長になり、継続的事業活動による利益は2倍に達した。 これは決算発表のハイライトとして触れられたもので、ナバレのCEOであるCary Deacon氏は、同社は2008年から2009年についてもファニメーション(FUNimation)の業績がさらに成長することを見込んでいるとしている。 ただしファニメーションの業績は、ナバレの映像パッケージ3社を合わせたバッブリッシング部門に含まれるため具体的な売上高と利益の金額は明らかにされていない。 パブリッシング部門全体では、売上高は前年比7.3%減の1億1740万

  • アニメ産業とビジネスの情報

    北米のアニメ情報サイト アニメニューズネットワーク(Anime News Network)の6月11日の報道によれば、角川グループの米国法人角川ピクチャーズUSAは、大手ファンサブ情報サイトに対し自社作品のファンサブファイルへのリンクをしないように要請した。 ファンサブは日で放映されたアニメ作品に、著作権保有者に未許諾で翻訳字幕をつけて、インターネット上にアップロードしたものである。 要請を受けたAnimeSuki.comは、インターネット上にあるファンサブの情報とリンクを集めたサイトである。自身はファンサブを制作やアップロードは行っていない。同サイトは英語圏で人気が高く、アニメ関連有数の巨大サイトとなっている。 今回、角川ピクチャーズUSAが挙げたタイトルは11作品、『Canvas2 ~虹色のスケッチ~』、『我が家のお稲荷さま。』、『狼と香辛料』、『Shuffle! Memorie

  • アニメ産業とビジネスの情報

    昨年10月に発足したアニメーターやアニメ演出家の同業者任意団体「日アニメーター・演出協会(Japan Animation Creators Association、通称:JAniCA)」が2008年5月30日法人化し、無限責任中間法人日アニメーター・演出協会に移行した。 JAniCAは日のアニメに対する社会的な関心の高まりに較べて、アニメーターや演出家をとりまく環境が万全でなく、次世代の人材育成が十分でないとの認識から昨年設立された。同業者団体を設立することで、次世代への技術の継承やアニメ制作環境の維持・発展を目指す。また、より質の高い作品の提供とアニメーションクリエイターの社会的責任の一翼を担う存在になりたいとしている。 現在、国内には4500名程度のアニメーターと演出家いるとされているが、JAniCAには2008年4月末現在で447名が所属している。 また、JAniCAは今回

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    人気マンガ『Dr.コトー診療所』や『クロサギ』などが連載されている小学館のマンガ雑誌の「週刊ヤングサンデー」が、7月31日発売号で休刊することが明らかになった。 同誌は1987年、「少年ビッグコミック」をリニューアルする形で創刊。当初は隔週刊で95年11月から週刊化した。最盛期の発行部数は80万部とされていたが、最近は20万部程度に落ち込んでいた。 一方で、誌の作品はドラマ化が成功し、相乗効果でヒットするのも特徴的である。『Dr.コトー診療所』は単行の総売上が1000万部超、ドラマ化に続き映画化された『海猿』や『クロサギ』も単体でヒットしただけではなく、単行売り上げも500万部を越えた。しかし、これらの単行のヒットは雑誌の部数下落に歯止めをかけることができず、雑誌は休刊することとなった。 連載中の作品がどのように移動するのか、現在のところ明らかになっていないが、小学館では新しい

  • テンプル大学のアニメ・マンガ夏季コース 同人誌制作実習も

    米国ペンシルバニア州にある州立テンプル大学が、この夏に日で行う「日のポピュラーメディアの研究:マンガとアニメ(Studies in Japanese Popular Media: Manga and Anime)」というが5月19日よりスタートした。 同大学日校は1982年に開校。2005年2月に文部科学省より「外国大学の日校」として正式に指定された最初の外国の大学である。現在は港区南麻布などにキャンパスを構え、約40ヵ国から約2000人の学生が学んでいる。 同大学がマンガやアニメを題材にしたサマーワークショップを開催するのは2年目である。これは、大学学部の夏学期限定コースのひとつである。 研究の目的は、日のマンガ・アニメブームが広がる中、日の現代文化の中におけるマンガ・アニメの存在について歴史、芸術史、人類学、社会学、文学、映像など異なる観点から考察、総合的に分析・理解す

  • 「ジョジョ」が提起したアニメの宗教と海外ビジネス問題 | アニメ!アニメ!

    「ジョジョ」が提起したアニメの宗教と海外ビジネス問題 | アニメ!アニメ!
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