NASA曰く、これだけ鮮明に細かく星の死に様を捉えた写真はないそうです。ぜひ数秒だけ手を休めて、クリックで拡大してじーっくり眺めてみてください。リアルのデススター爆発を何兆倍も大きくしたら、こうなるのかな...。 距離は7500光年彼方、端から端まで約30秒角あります。 これだけの規模のプラズマ球ができるなんて、どんだけ大きな衝撃波だったんでしょうね。宇宙は無音だけれど、音にしたらどんな轟音がするの? 見事な、万物を完膚なきまでに打ちのめす、破壊。想像するだけで身震いがしますね。 この星はイータ・カリーナ(Eta Carinae)の双極型星雲で大きいお姉さんの方。今まさに瀕死という段階で、まだ完全には死に至っていません(我々のハッブル望遠鏡ではまだ死の瞬間を確認できてない)。最期に残した虫の音というより、19世紀に初観測された最期の怒声ですね。星が破壊する一歩手前で止まることから天文学者の