9月1日から4日まで、日本のトップ選手が参戦する国内ツアー「JBVツアー」の第4戦ファイテンビーチバレー大阪オープンが行われる。インドア時代にはともに大阪で活躍していた朝日健太郎/今井啓介チームが、ゆかりの地大阪でどのような戦いを見せるのか。この大会を前に、朝日がこれまでのビーチバレーボール人生、現在の競技状況、そして今後について本心を語った。朝日の声をいくつかのテーマに分けて紹介する。 ■北京五輪を経て 2008年北京五輪で朝日健太郎/白鳥勝浩チームが、日本男子ビーチバレー界の歴史を塗り変えた。日本男子チーム初の決勝トーナメント進出を果たし、9位という成績を収めたその時、何を思ったのか。 大きな大会が終わるとよく進退について聞かれますが、僕にはそこでビーチバレーを辞める理由がなかったのです。体も、情熱も、夢も目標もどこも枯れてない。むしろ、五輪という大舞台で戦ったことでもう一度ここで戦